【レビュー】10,000mAhで厚さ14ミリ!CIOの半固体系をiPhoneで実測

CIO 半固体系モバイルバッテリー 「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」レビュー

iPhoneのバッテリー切れに備えるなら、10,000mAhの大容量モバイルバッテリーがあると安心です。しかし、iPhoneと重ねて持つと厚みが気になりがちです。CIO(本社:大阪)から発売された「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」は、10,000mAhの大容量でありながら、薄さに徹底的にこだわり、ワイヤレスでも高速充電可能な半固体系モバイルバッテリーです。本記事では、iPhone16 Proに装着した際の持ちやすさに加え、30分間の充電量と本体温度を実測しました。

本記事では、メーカーから提供いただいたレビュー用のサンプル品を使用しています。


2026年7月13日(月)まで開催中のAmazonプライムデー期間は、通常価格9,480円が15.8%オフの7,980円で購入可能です。

1分でわかる!本記事のまとめ

  • 「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」を使って感じた最大の魅力は、容量10,000mAhながら、iPhoneと重ねて握りやすい約14ミリの薄さです。
  • iPhone16 Proを30分間充電したところ、有線では20%から68%、ワイヤレスでは48%まで回復しました。
  • 一方、重量は約200グラムあり、軽さより薄さを重視した製品です。

薄型化を追求!10,000mAhの半固体系モバイルバッテリー

CIOから、容量10,000mAhと約14ミリの薄型設計を両立した半固体系モバイルバッテリーSMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」が、2026年6月22日に発売されました。

CIOからは、同じく容量10,000mAhの半固体系モバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10K」が2026年4月に発売されていました。同製品の厚みは約17ミリで、容量10,000mAhのモバイルバッテリーとしては薄い部類に入ります。

CIOは、スマートフォンと重ねて持ちやすい薄さを追求し、専用設計の半固体バッテリーセルを採用しました。その結果、「Pro」モデルより約3ミリ薄い約14ミリを実現しています。CIOによると、専用セルの採用は製造コストの上昇につながるものの、それでも使いやすい薄さにこだわったそうです。

一方で、「Pro」モデルに搭載されているバッテリー残量のデジタル表示は4段階のLED表示に変更され、有線充電の最大出力も35ワットから30ワットに抑えられています。

容量10,000mAhの半固体系2製品を比較

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」(厚さ14ミリ)も、「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10K」(厚さ17ミリ)も、いずれも、発火リスクの低減を目指した半固体系セルと独自の安全設計を採用しています。

両製品のスペックを比較してみます。

SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10KSMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10K
バッテリーセル半固体系
容量10,000mAh
サイズ約 102 × 70 × 14ミリ約 101 × 70 × 17ミリ
重量約200グラム約225グラム
ポート数USB-C × 1
有線最大出力30ワット35ワット
ワイヤレス最大出力25ワット(Qi2.2)
有線 + ワイヤレス有線5ワット
+ ワイヤレス5ワット
有線15ワット
+ ワイヤレス5ワット
バッテリー残量表示LED4段階デジタル表示
蓄電時間約210分約140分
価格(税込)9,480円8,580円

同梱品や外観をチェック

本記事では、「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」(シルバー)を使ってレビューしています。

モバイルバッテリー本体のほか、USB-Cケーブル(長さ約55センチ)、取扱説明書、開発ストーリーを紹介するリーフレットが同梱されています。

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」本体の表面は、放熱性能に優れたアルミ合金製です。マットな質感とサラサラした手触りで、高級感があります。

iPhoneに吸着する側にはソフトな液体シリコンを採用しています。CIOによると、液体シリコンは傷やズレを防ぐほか、熱がiPhone側へ伝わりにくくなるよう配慮した素材とのことです。

本製品ではバッテリー残量の確認方法として、4段階のLED表示が採用されています。1%単位での残量確認はできませんが、LEDランプの点灯数で、おおよその残量を確認できます。

バッテリー残量は、側面のボタンを押すと4段階のLEDランプで表示されます。

  • 4つ点灯:76%〜100%
  • 3つ点灯:51%〜75%
  • 2つ点灯:26%〜50%
  • 1つ点灯:6%〜25%
  • 1つ点滅:1%〜5%

iPhone背面に装着して持ちやすさを検証

iPhone16 Proに装着した状態です。iPhoneの側面、底面からのはみ出しも、カメラとの干渉もありません。

側面から見た様子です。iPhone16 Pro(厚さ8.25ミリ)プラス6ミリ弱の厚みがあります。

iPhoneと重ねて持っても厚みが増えすぎず、片手で握った際に指を掛けやすいと感じました。

本体重量は約200グラムで、iPhone16 Proの199グラムとほぼ同じです。10,000mAhの大容量モデルとしては薄いものの、装着した状態ではさすがに重さを感じます。

重さは、iPhoneを縦方向に持っているとあまり感じませんが、横向きにすると重さを感じやすいと思いました。左右の重量差によるものかと推測されます。

なお、本製品には長さ55センチのケーブルが付属しますが、iPhoneに重ねて使うなら、別売りの長さ15センチのシリコンケーブルだと、ケーブルが邪魔になりにくく取り回しが良いです。

iPhone16 Proで充電速度と発熱を実測

バッテリー残量低下の警告が表示される20%から、iPhone16 Proを30分間充電し、充電量とモバイルバッテリーの表面温度を測定しました。

計測条件は以下のとおりです。

  • 室温は25度
  • モバイルバッテリー:満充電後、5分間以上放置
  • iPhone16 Proのバッテリー最大容量:90%
  • 測定開始時のiPhone16 Proバッテリー残量:20%
  • 適応型電力制御、低電力モード、機内モード:すべてオフ
  • 設置方法:画面を下向きにして発泡スチロール上に設置
  • 測定間隔:1分ごと
  • 測定位置:モバイルバッテリー背面の残量表示LED部分
  • 有線充電:モバイルバッテリーをiPhone背面に吸着した状態で実施

30分で20%から有線充電は68%!ワイヤレスは48%に

バッテリー残量20%のiPhone16 Proを、30分間で以下のとおり充電できました。

  • Qi2.2ワイヤレス充電:20% → 48%
  • USB-C有線充電:20% → 68%

ワイヤレス充電と有線充電のどちらでも、残量警告が出る状態から短時間で実用的な残量まで回復しました。

特に有線充電は30分間で68%まで増加しており、iPhoneの日常的な充電には十分な速度です。

有線充電時の表面温度は最高33.8度

充電の速い有線充電だと発熱も大きくなりそうですが、今回の条件では、充電中の表面温度は最高33.8度に収まりました。表面温度が34度未満に抑えられつつも充電が着々と進んでいるのが興味深かったです。

CIOの半固体系モバイルバッテリーには、内部温度を監視し高温時に出力を調整する独自技術「NovaSafety S2」が搭載されています。

iPhoneのモデルで異なるワイヤレス充電の最大出力

Qi2.2による最大25ワットの高速ワイヤレス充電は、対応デバイス使用時のものです。Appleは、各モデルのワイヤレス充電出力について、以下のように案内しています。実際の出力は、端末の状態や温度、バッテリー残量などによって変動します。

  • 最大25ワット:iPhone17 Pro、iPhone17 Pro Max、iPhone17、iPhone16 Plus、iPhone16 Pro Max
  • 最大22.5ワット:iPhone16、iPhone16 Pro
  • 最大20ワット:iPhone Air
  • 最大15ワット:iPhone17e、iPhone15シリーズ以前の対応モデル
  • 最大12ワット:iPhone13 mini、iPhone12 mini

なお、MagSafe非対応のデバイスでは、Qi規格での充電となります。

材料と構造で安全性を高めた「半固体系」という魅力

iPhoneなどのスマートフォンやモバイルバッテリーに広く採用されてきたリチウムイオンバッテリーは、高いエネルギー密度を持つ一方、強い衝撃や異常な高温、内部短絡などへの対策が欠かせません。

CIOが「半固体系セル」と呼ぶセルは、電解液の使用量を抑えた設計を採用しています。ただし、バッテリーの安全性はセルの種類だけで決まるものではありません。同社は、セルに加えて内部構造と温度制御を組み合わせることで、安全性を高めています。

旅行先や屋外で写真・動画を撮影する機会が増える夏は、モバイルバッテリーも高温になりやすいため、安全設計は注目したいポイントです。

SS10Kの良かったところと気になった点

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」を実際に使ってみて感じた、良かったところと気になったところは以下のとおりです。

良かったところ

  • 10,000mAhの大容量で約14ミリの薄さ
  • Qi2.2による高速ワイヤレス充電
  • 有線最大30ワットで、iPhoneの充電が速い
  • iPhoneに装着してもカメラと干渉しない
  • アルミ外装の質感が高い

気になったところ

  • 約200グラムあり、装着すると重い
  • 残量を1%単位で確認できない
  • Proモデルより有線出力が低い
  • 薄型モデルであるSS10Kの方が、Proモデルより価格が高い

約14ミリの薄さを重視するならSS10K、最大35ワット出力やデジタル残量表示を重視するならProモデルが適しています。SS10Kは、10,000mAhの容量を確保しながら、iPhoneと重ねた際の厚みを抑えたいユーザーに向く製品です。

SS10KとProを比較して選び方を解説

今回試した「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」と、より高出力の「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10K」のどちらも、安全性に配慮した半固体系モバイルバッテリーですが、選ぶポイントをまとめてみました。

SS10Kが向く人

  • iPhoneに重ねて持ち歩きたい人
  • 薄さを重視したい人

Pro SS10Kが向く人

  • ノートパソコンやタブレットの充電にも使いたい人
  • 最大35ワットの高出力が欲しい人
  • 残量をデジタル表示で確認したい人

価格とAmazonプライムデー情報

薄型半固体系モバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」は、2026年7月13日(月)までのAmazonプライムデーセール期間中、通常価格9,480円が15.8%オフの7,980円で購入可能です。

「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10K」は、通常価格8,580円が18.6%オフの6,980円で購入可能です。

薄型のSS10Kよりも、Proモデルの方が1,000円安く購入できます。薄さを最優先しない場合は、最大35ワット

なお、iPhoneと重ねて有線充電するのに便利な長さ15センチのシリコンケーブルなどの製品も、セール対象となっています。特にUSB-C to Lightningケーブルの値引率が大きいので、対応機種をお持ちの方はチャンスです。

  • USB-Cケーブル:通常1,380円→1,080円(22%オフ)
  • USB-C to Lightningケーブル:通常1,880円→1,000円(47%オフ)

「半固体系乗り換え割」キャンペーンも実施中

CIOでは、Amazonプライムデーの期間中「半固体系乗り換え割」キャンペーン」を実施しています。購入期間は2026年7月13日午後11時59分までです。

他社製品を含むモバイルバッテリーの回収を申し込むと、CIOの半固体系モバイルバッテリーをAmazonのCIO公式ストアで10%オフで購入できるクーポンがメールで届きます。Amazonプライムデーのセール価格から、さらにお得に購入可能です。

クーポンを使って対象製品を購入した後、専用フォームから本申請を行うと回収セットが届きます。手元のモバイルバッテリーを返送用封筒に入れ、近くの郵便ポストに投函すれば回収は完了です。返送用封筒が届いた後は、1カ月以内を目安に返送する必要があります。

この機会に「半固体系乗り換え割」を活用して、古いモバイルバッテリーから半固体系モバイルバッテリーへ乗り換えるのもよいでしょう。

※キャンペーン対象製品や申請条件は、CIO公式キャンペーンページでご確認ください。SMARTCOBY Ex04は「半固体系乗り換え割」の対象外です。

参照:製品情報, 「半固体系乗り換え割」, Amazon

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