Appleが今秋に発表するであろうiPhone17 Proシリーズは、筐体素材としてチタニウム合金ではなくアルミニウム合金を採用すると噂されています。
対して競合モデルであるGalaxyシリーズでは、新機種を中心にチタニウム合金の採用範囲を拡大する見通しです。
折りたたみモデルにチタニウム合金製背面プレートを搭載
韓国メディアThe Elecが、SamsungはGalaxy Z Fold7とGalaxy G Foldの背面プレートの素材としてチタニウム合金を採用することを計画していると伝えています。
Galaxy Z Fold7とGalaxy G Foldの背面プレートとは、背面パネルではなくヒンジ(蝶番)周辺の支持部として機能する部品とThe Elecは説明、薄型化するうえで重要な部品のようです。
チタニウム合金を積極的に採用しているGalaxyシリーズ
SamsungはGalaxy Z Fold SEの背面プレートとしてチタニウム合金を採用、Galaxy S25 Ultraは筐体素材として採用しています。
そのため、Galaxyシリーズにおいてチタニウム合金を用いる比率は年々増えていることになります。
iPhone17 Proシリーズはアルミニウム合金に変更と噂
対してAppleは、iPhone15 Proシリーズで採用しiPhone16 Proシリーズで継続しているチタニウム合金製筐体をiPhone17 Proシリーズではアルミニウム合金に変更するとみられています。
これはリアカメラバンプと筐体を一体成型する上で切削加工がしやすいのはアルミニウム合金という点から、変更されるのかもしれません。
対して、折りたたみGalaxyモデルにおけるチタニウム合金の採用は機能面からの要求のようですので同一視できるという訳ではありません。
Appleが2026年下半期(7月〜12月)に発売すると噂の折りたたみiPhoneにおいて背面プレートの素材として何を選択するのか、iPhone17 Proシリーズがアルミニウム合金製筐体を採用した場合、Galaxy S Ultraモデルがチタニウム合金製筐体を継続採用するのかで、両社の考え方が見えてくるでしょう。
Source:The Elec