独ダイムラー社CEO、Apple Carの開発に感銘を受ける!?

Apple Car
 
ドイツの大手自動車メーカー・ダイムラーのCEOがシリコンバレーを訪問し、Appleの自動車開発に感銘を受けたようです。

ダイムラーのCEO、Appleの自動車開発に感銘!

メルセデス・ベンツなどの自動車ブランドで知られるダイムラーのディーター・ツェッチェCEOは、シリコンバレー滞在中、テクノロジー企業の関係者と面談しました。面談相手の企業は明かされていませんが、AppleとGoogleであることはほぼ間違いないとみられます。
 

 
ツェッチェ氏はドイツメディアWelt am Sonntagに対し、シリコンバレー企業の自動車製造への取り組みが「予想以上だった」と驚いたことを明かし、「彼らは我々の業績に対して思っていた以上に敬意を払っている」とコメントしています。
 
ツェッチェCEOは昨年夏に、AppleやGoogleと「違ったタイプの」コラボレーションに前向きな発言をしている一方、「AppleやGoogleの下請けになるつもりはない」と、自動車作りの主導権は渡さないとの姿勢を見せていました。

メルセデスの研究開発拠点の責任者がAppleに転身も1年で去る

Appleとダイムラーの関係は、シリコンバレーにあるメルセデスベンツの研究開発拠点の責任者、Johann Jungwirth氏が2014年9月にAppleに転身して注目を浴びました。しかし、同氏は約1年後の2015年11月にはAppleを去り、フォルクスワーゲンに移っています。
 
「公然の秘密」とまで言われるAppleの自動車開発については、コンセプト動画が公開されるなど、期待と注目を集めています。しかし、最近になってプロジェクトリーダーが退職予定であることが判明するなど、先行きが心配になる報道もあります。
 
 
Source:9to5Mac
(hato)

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