iPhoneの減少率は最も低いが〜第1四半期のスマホ製造台数、各社が昨対比で大幅減少

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台湾の調査会社TrendForceが、2023年第1四半期(1月〜3月)のスマートフォンの製造台数が2022年第1四半期(1月〜3月)と比べて19.5%減少したと報告しました。
 
スマートフォンメーカーの世界シェア上位5社の中ではApple(iPhone)の減少率は11.9%で、最も低くなっています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 第1四半期(1月〜3月)のスマートフォンの製造台数が、前年同期比で19.5%も減少した。
2. 製造台数は2億5,000万台で、四半期の製造台数としては2014年以来の低水準。
3. iPhoneシリーズ全体の製造台数のうち、14シリーズが78%占める。

スマホの製造台数、2014年以来の低水準

TrendForceによれば、2023年第1四半期(1月〜3月)のスマートフォンの製造台数前年同期比で19.5%減となる2億5,000万台で、四半期の製造台数としては2014年以来の低水準にとどまったとのことです。
 
スマートフォンメーカーのマーケットシェア上位5社の比較では、Appleが11.9%減だったのに対し、Xiaomiは40.4%減だったようです。
 

iPhoneの製造台数のうち14シリーズが78%占める

ただし、2022年第4四半期(10月〜12月)との比較では、Appleは27.5%減でした。
 
2023年第1四半期(1月〜3月)のiPhoneシリーズ全体の製造台数のうち、iPhone14シリーズが78%を占めたと、TrendForceは伝えています。
 
すでに後継機種となるiPhone15シリーズ量産が開始されているとみられることから、iPhone14シリーズの製造台数も今後減少することが予想されます。
 
 
Source:TrendForce
Photo:AliArtist3D(@aliartist3d)/Twitter
(FT729)
 
 

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