Appleのクラシック専門アプリ「Apple Music Classical」が、Androidユーザー向けにGoogle Playにも登場しました。iPadやMac向けよりも早いリリースとなります。
Apple Musicに加入する必要あり
3月より日本を含む全世界にリリースされた「Apple Music Classical」は、Appleが独自に展開するクラシック専門ストリーミングアプリです。元々はApple Musicのチャンネルでしたが、現在は独立したアプリとして、App Storeで展開されています。
そんなApple Music Classicalが31日、Androidユーザー向けにGoogle Playにも登場しました。
ただしアプリを利用するためには、Apple Musicに加入している必要があるため、基本的にはiPhoneもAndroid端末も持っているユーザーがメインとなりそうです（もちろん、Android端末しか持っていないユーザーでも、Appleのアカウントを作ればApple Musicは利用可能です）。
Apple Musicの会員数を増やしたい？
Appleが「最高のオーディオ品質」と胸を張るだけあり、Dolby Atomosの空間オーディオに対応した楽曲を、192kHz/24bitのハイレゾロスレスで聴けるのは魅力です（楽曲だけでなくオーディオ機器側も対応している必要があります）。
気になるのは、AppleがiPadやMac向けに同サービスを展開するよりも早く、Android向けアプリをリリースしていることです。
ちょうどクラシック界をテーマにした映画「TAR/ター」が世界的な評価を集めているだけに、Appleユーザー以外のクラシック需要を一気に囲うことで、Apple Musicの会員数を増やすのが狙いでしょうか。
Source:AppleInsider,Google Play
(kihachi)
