Microsoftが提供するメールソフトOutlookに、新たにプロフィール機能が追加されたとの発表がありました。これにより、仕事とプライベートなど、メールの切り替えが容易になります。
Siriによる自動プロフィール切り替えも可能
Outlookの新たなプロフィール機能により、仕事アカウントやプライベートアカウントを設定できるようになり、仕事中にプライベートのメールの通知に悩まされる心配がなくなります。また反対に、プライベートで仕事関係のメールの通知が来ないようにできます。
「Control」＋「Tab」キーを押して、Outlookのプロフィールの切り替えを簡単に行うことができます。Siriを使った自動アカウント切り替えも可能で、毎日午後6時以降はプライベートアカウントに、朝8時には仕事アカウントに切り替えるといったことを自動で行えます。
これまでは、アカウントごとに通知をミュートしたり、集中モード時に特定のアカウントのみを表示することはできませんでしたが、プロフィールを使うことで、以下のことが可能になりました。
- 仕事用のプロフィールと個人用のプロフィールを異なる色にする。
- ワークライフバランスのために、さまざまなOutlookの切り替えが可能に。例えば、平日の午後6時以降に個人用プロフィールに切り替え、翌日の午前8時に仕事用プロフィールに切り替えるなど。
- 時間や受信トレイを最適に管理するために、必要なだけのプロフィールを設定する。
- プロフィールごとに異なるOutlookのウィンドウの外観を定義する。
- Outlook for Macの電子メールアカウントをAppleの集中モードフィルタに関連付ける。
無料になったMac用Outlook
Mac用Outlookは、先日ダウンロードが無料になったとの発表がありました。アプリ内課金はあるようですが、基本的な使用は無料となっています。
Source:Microsoft via 9to5Mac
(lexi)