韓国でApple Payのサービス開始。iOS16.4の正式版リリースを前に

apple pay
 
先月、iOS16.4でApple Payが韓国で導入されると報じられましたが、iOS16.4の正式版リリースを前に、既に同国でのApple Payの利用が可能になっていることが明らかとなりました。

現在は、Hyundai Cardのみ対応

TwitterユーザーAaron氏(@aaronp613)によって発見された韓国のAppleのWebサイトには、次のように書かれています。
 

現在、韓国では以下のカード発行会社が発行するApple Pay対応のVisa、MasterCard、国内専用クレジットカードとデビットカードを追加することができます。国内専用カードは、カード発行会社のアプリでのみ追加できます。
 
Hyundai Card
 
カード発行会社によっては、対応していないカードもあります。このリストは、カード発行会社が追加された場合にも更新されます。お手持ちのカードのサポートについては、カード発行会社へお問い合わせください。

 
現時点では、Hyundai Cardしか選択肢はありませんが、前述の通りカード発行会社が追加された場合、Appleはこのページを更新する予定です。
 
以前、韓国では1年間、Hyundai Cardが独占的にApple Payと提携しサービスを提供すると報じられていましたが、それは実現しなかったようです。
 
Aaron氏はまた、Apple Payの設定プロセスが有効になっていることを確認するコードも公開しています。
 


 
Appleは昨年11月に、Apple Payの同国でのサポートを開始すると予想されていましたが、最終的には3月の開始となりました。
 
なお日本では、2016年10月にApple Payのサポートが開始されています。

「Apple Payで後払い」機能について

Appleは世界開発者会議(WWDC 2022)において、iOS16の新機能として「Apple Payで後払い」の導入を発表しています。
 
今のところ、リリース日については明かされておらず、Bloombergのマーク・ガーマン記者は2022年9月、この機能の導入はかなり遅れる可能性があると述べています。なお、現時点で米AppleのiOS16の機能を紹介するページには、「Apple Payで後払い」について触れられているものの、日本向けのページでは一切触れられていないことから、日本でこの機能が導入される時期については不明です。
 
 
Source:Apple,Aaron/Twitter via 9to5Mac
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