AppleはユーザーがApple Storeなどで、拡張現実(AR)によって製品を体験できるよう、iPhone用Apple Storeアプリのアップデートを行っているようです。
iPhoneを向ければ詳細情報が表示される
米メディアBloombergのマーク・ガーマン記者によると、たとえばApple Storeの店内でApple WatchバンドやMacなどに新アプリを搭載したiPhoneを向けると、iPhoneの画面上にその製品の価格や仕様といった詳細情報が表示されるようになります。
AppleはこうしたARサービスについて、2020年にリリースされたiOS14頃から取り組んでおり、ここ数カ月は実店舗でテストを行っているとのことです。
Apple Parkビジターセンターでも提供
また同機能を実現するAPIは開発者にも公開される見通しなので、Apple Storeだけでなくその他のApple製品取扱店でも利用可能となるだろうと、ガーマン記者は述べています。
ARを使って詳細情報を提供するというサービスは、2017年にオープンしたAppleの本社Apple Parkのビジターセンターでもすでに活用されていました(トップ画像)。
Source:Power On
(lunatic)