Google、メッセージの絵文字リアクションでiMessageに先んじる

imessage 絵文字 リアクション
 
相手のメッセージにつけるリアクションで、一部の絵文字しか使えないiMessageに先んじて、Googleがメッセージアプリですべての絵文字を利用可能にしたことが分かりました。

すべての絵文字が使える

iOSの独自機能であるiMessageでは、相手からのメッセージに対し、絵文字でリアクションを送ることができます。とはいえ、リアクションですべての絵文字が利用できるわけではありません。
 
これに対し、Googleが一歩先んじました。9to5Googleによると、GoogleはAndroidで利用できる「メッセージ(Messages)」アプリで、すべての絵文字を利用可能にしていることが分かりました。
 

 
画像でも、デフォルトで表示されている選択肢(サムズアップ、笑顔、怒り顔など)とは別に、右端のプラスマークを押すことで、多種多様な絵文字が選べるようになっていることが確認できます。

Appleも対応が必要に?

2022年2月には、iMessageで送信された絵文字のリアクションが、Googleのメッセージアプリでも表示されるようになったように、OSの壁を越えた両アプリの連携は進んでいました。
 
しかし、そもそも連携に手間取るのはAppleがリッチ・コミュニケーション・サービス(RCS)の導入をiMessageで拒んでいるからでもあります。そのため夏頃から、GoogleはRCSを採用しないAppleを批判するキャンペーンを展開し、圧力を掛けてきました。
 
今回、Googleがリアクションで絵文字を自由に使えるようにしたことで、改めてiMessage側でも何らかの対応を迫られることになる公算は大きそうです。
 
 
Source:9to5Google,iMore
(kihachi)

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