Galaxy S23のSoCはSnapdragon 8 Gen 2〜Exynosは?

Exynos-2300
 
Galaxy S23シリーズに搭載されるシステム・オン・チップ(SoC)はSnapdragon 8 Gen 2で、Exynosはローエンド〜ミッドレンジのGalaxyスマホに搭載されるようになると、韓国メディアThe Elecが報じました。

Samsungの4nmプロセスの素性の悪さが原因?

噂されている通り、Galaxy S23シリーズに搭載されるシステム・オン・チップ(SoC)は、ほとんどがSnapdragon 8 Gen 2になるようです。
 
一部地域ではExynos 2300搭載モデルも販売されると予想されていますが、Exynos 2200を搭載するGalaxy S22シリーズの販売地域よりも減少する見込みです。
 
The Elecによれば、Samsungの4nmプロセスは良品率が低く、性能と電力効率も期待外れであるため、Exynos 2300は5nmプロセスで製造されるとのことです。
 
対して、TSMCの4nmプロセスで製造されるSnapdragon 8 Gen 2にはそうした懸念はないことから、Samsungは同SoCを選択するしかなかったとThe Elecは述べています。
 
4nmプロセスについてSamsungは、3nmプロセスに移行する過程での一時的なものとし、適切な改良を施さなかったことがこれらの問題を引き起こしたと、関係者は指摘しています。

完全新設計のSamsung製SoCが2025年発表と噂

ローエンド〜ミッドレンジのGalaxyスマホであれば、搭載するSoCにはハイエンドモデルほどの性能は求められないため、この領域でのExynosの展開をSamsungは検討していると予想されます。
 
同社は、Exynosに変わり得る完全新設計のSoCを2025年に発表するべく、開発を進めていると噂されています。
 
 
Source:The Elec
Photo:EXY aPk/YouTube
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