スマホを盗んだ男性がビデオ通話に応答、姿が映って逮捕される

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北海道文化放送は、スマートフォンを盗んだ男性が被害者の知人からのビデオ通話に応答し、姿が映ったことで特定されて警察に逮捕されたと報じました。

盗んだスマホでビデオ通話に応答

北海道文化放送によると、札幌市に住む無職の男性(71歳)が財布やスマートフォン等が入ったショルダーバッグを盗んだ容疑で警察に逮捕されました。
 
容疑者は7月30日、被害者の女子中学生が公園に停めていた自転車から、財布やスマートフォン等を盗み、持ち去りました。
 
その後、被害者の知人が盗まれたスマートフォンに対してビデオ通話を行ったところ、容疑者は何故かビデオ通話に出ています。
 
被害者の知人は、容疑者が写ったビデオ通話画面のスクリーンショットを保存し、警察に提供しました。
 
警察が付近を捜索したところ、ビデオ通話に写った自転車を発見し、容疑者を特定しました。警察は家宅捜索の後に男を逮捕しています。

iPhoneであれば「探す」機能も

札幌市の事件では、盗まれたスマートフォンの機種は明らかにされていませんが、iPhoneであれば「探す」機能により、位置を特定することも可能です。
 
海外では、TikTokユーザーが盗まれたiPhoneの位置情報を警察に提供し、iPhoneを取り戻すことができた事例も報告されました。
 
一方で、Appleの紛失防止タグAirTagを使ってバイク泥棒を追跡したところ、犯人に殴られて鼻の骨を折る大怪我をした事件も報じられています。iPhone等を盗まれた場合、自力で犯人から取り戻す行為は危険を伴うため、警察に相談した方が良さそうです。
 
 
Source:北海道文化放送
Photo:ぱくたそ
(seng)

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