Amazon Alexa、購入者の15%~25%は2週間で使うのをやめている

Amazon Echoの画像
 
アメリカでは4世帯に1世帯がAlexa対応デバイスを所持しているほど普及しているAmazonのAIアシスタントですが、すぐに使うのをやめる人も多いようです。
 
Amazonの内部文書によると、15%から25%のAlexaデバイスユーザーは使い始めて2週間で使うのをやめています

15%~25%のユーザーがAlexaの使用を2週間でやめている

BloombergがAmazonの内部文書に基づいて伝えたところによると、アメリカの家庭の25%が少なくとも1台のAlexaデバイスを所有しているといいます。
 
この割合はAmazon Prime会員に限ると27%に上昇するそうです。
 
一方で、新たにAlexa対応デバイスを購入した人の15%~25%は使い始めてからわずか2週間で使うのをやめており、購入したすべての人がAlexaを気に入って使い続けているわけではないようです。
 
また、Amazonは昨年、スマートスピーカー市場は成長期を過ぎたと結論づけており、実際2021年第3四半期(7月~9月)に出荷されたAmazonのスマートスピーカーは前年同期比で10万台減でした。
 
上記のデータによると、AppleのHomePod miniは2021年第3四半期に2番目に売れたスマートスピーカーとなっています。

スマートディスプレイの方が利用頻度が高い

Bloombergはさらに、スマートディスプレイの方がスマートスピーカーよりもユーザーの利用頻度が高いということも伝えています。
 
スマートディスプレイ型Alexaデバイスを持つユーザーの74%は毎週使っているのに対し、スマートスピーカーのEchoシリーズユーザーは66%、Echo dotユーザーに限ると56%しか毎週使っていません。
 
またAmazonによると、Alexaユーザーは新しくデバイスを使い始めてから3時間以内に、今後使うであろう全機能の半分を発見しているとのことです。
 
ほとんどのユーザーは、音楽の再生、タイマーの設定、照明制御の3つの目的でしかAlexaを使っていません

 
 
Source: Bloomberg via The Verge
(ハウザー)

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