「Apple Carは共有サービスに」〜Morgan Stanleyアナリスト

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Appleが開発を進めているとされる電気自動車Apple Carは、従来のような所有する車ではなく、「共有するサービス」となる、と米投資会社Morgan Stanleyのアナリストが予測しています。

Apple Carは所有できない?

Morgan Stanleyのアナリスト、アダム・ジョナス氏らは、Appleが従来の意味での自動車市場に参入するとは考えていないようです。
 

我々は、ハンドルやペダルのない車は、「所有する車」ではなく「共有するサービス」でなければならないと考えています。明確に言えば、消費者が完全な自律走行車の所有権を持つとは考えておらず(中略)サブスクリプションや輸送ユーティリティとしてサービスに従事すると考えています。

完全自律走行車の普及はゆっくり進む

Morgan Stanleyのアナリストたちによれば、L5(完全自律走行車)の普及は、多くの技術的、道徳的、法的、規制的な考慮事項のために、非常にゆっくりとしたペースで進む見通しであるとのことです。
 
Appleの自動自動車市場への参入は、業界を揺るがすことになる、とアナリストたちは指摘しています。
 
Appleが取得した特許をベースにした、Apple Carの写実的なコンセプトデザインも最近公開されたばかりです。
 
 
Source:Seeking Alpha, CNBC via AppleInsider
Photo:Vanarama
(lexi)

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