プライバシー重視のブラウザ「Brave」、独自の検索エンジンをデフォルトに

Brave Browser
 
プライバシー重視のブラウザ「Brave」を提供するBraveは、デフォルトの検索エンジンを「Google」から独自の検索エンジン「Brave Search」に変更することを発表しました。現地時間10月19日より、米国、英国、カナダ、フランス、ドイツのユーザーは、デフォルトでBrave Searchが利用可能となっています。

Brave、Googleから独自の検索エンジンに変更

Braveは、独自の検索エンジン「Brave Search」は、プライバシーを守る検索エンジンを求めるユーザーの要望に応えたもので、ユーザーの情報、検索履歴、アクションを追跡しないとしています。
 
米国、英国、カナダでは、現在の検索エンジンGoogleからBrave Searchに自動的に変更されます。フランスではQwant、ドイツではDuckDuckGoなど他のデフォルトブラウザも、Brave Searchに切り替わります。今後数カ月以内には、さらに多くの地域に展開される予定とのことです。
 
また、Brave Searchに切り替わった後でも、Googleなど他の検索エンジンに戻すことも可能です。
 
現時点では、Brave Searchに広告は表示されていませんが、まもなく無料版には広告が表示されるようになるとのことです。今後、Braveは広告表示のないプレミアム版も提供する予定だとしています。
 
同社は、今年6月に独自の検索エンジン「Brave Search」のベータ版を公開していました。
 
 
Source:Brave via MacRumors
(m7000)

モバイルバージョンを終了