iPhoneユーザーはAndroidスマホユーザーよりも下取りに積極的

Apple Trade In 下取り
 
新しいiPhoneの発表まで後少しとなりましたが、アメリカのスマートフォンユーザーが使い終わった古いスマートフォンの処分について、Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)が興味深い調査をしています。

画面割れはiPhone少ない

アメリカの消費者が使い終わったiPhoneAndroidスマートフォンをいかに処分するかについてCIRPが調査し、その結果をレポートにまとめています。この調査によると12カ月使用されたiPhoneのうち、65%以上はディスプレイ状態が良好であったのに対し、Androidスマートフォンは60%未満にまで減少します。ただバッテリー状態については1日以上バッテリーが保持する割合はiPhoneで23%Androidスマートフォンで30%となりAndroidスマートフォンに軍配が上がっています。
 

 
使い終わったスマートフォンについて、iPhoneユーザーの30%程度が保管すると答えたのに対し、Androidスマートフォンのユーザーは50%弱となり、非常に大きな差が出ています。その差の原因になっているのが下取り、販売に回すユーザーの数になっていると考えられます。

iPhoneユーザーは積極的

使用済みのスマートフォンを下取りに出すのはiPhoneユーザーでは30%に達するのに対し、Androidスマートフォンユーザーでは10%にとどまっています。また売却したユーザーも双方とも10%未満と少ないながらiPhoneユーザーの方が積極的だとの結果となっています。
 

 
これはAppleが公式に下取りプログラムを実施し、またiPhoneの買取市場、中古販売市場が世界中に広がっていることが影響していると考えられます。下取り制度が充実し、また買い取りも活発に行われていることで、ユーザーはiPhoneの状態をよく保つようにケースをつけ、保護フィルムを貼るなども積極的に行います。その結果が前述のディスプレイの状態に影響している可能性もあります。
 
Appleは今後も下取りを積極的に実施していくでしょう。iPhoneを状態よく使えば毎年最新機種を買いつつ、機種購入に伴う出費を抑えることも可能であり、下取りを上手く使う人もどんどん増えていくのではないでしょうか。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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