Googleが、今秋発売予定の次期スマートフォンPixel 6シリーズの売り上げに自信を持っており、2019年の生産台数よりも50%多い台数を、サプライヤーに発注している模様です。
2019年よりも50%増を発注
Googleは新型コロナウイルス感染症が蔓延する以前の最後の年である2019年に生産したPixelの台数よりも50%も多くPixel 6シリーズを生産するよう、サプライヤーに注文したとNikkei Asiaが報じています。
同メディアによると、Googleは2019年に700万台のPixelスマートフォンを売り上げており、これは過去最高の数字です(ただしこの700万台という数字がフラッグシップのみなのが、それともPixelシリーズ全体の数字なのかは不明)。
Pixel 6シリーズが売れる理由とは
GoogleがPixel 6シリーズに期待をかけている理由について、Tom’s Guideは①Tensorチップ搭載②カメラ性能③バッテリー容量を挙げています。
Tensorチップ搭載
TensorチップはGoogleが発表した新しいシステム・オン・チップです。生産しているのはSamsungで、実態はExynos 9855だともいわれていますが、その実力は同チップを搭載する実際にPixel 6シリーズが登場するまではわかりません。しかしTensorは、人工知能(AI)と機械学習(ML)で実力を発揮するといわれています。
カメラ性能
GoogleはPixelシリーズについて、ほかのAndroidスマホとは異なり、カメラの数では勝負してきませんでした。しかし少なくともPixel 6 Proは、広角、超広角、望遠の3眼カメラを搭載、望遠については光学4倍のペリスコープレンズを採用する見通しです。
バッテリー容量
噂では、Pixel 6は4,614mAhバッテリーを搭載するとされています。Pixel 5aの4,680mAhには劣るものの、十分大容量です。またPixel 6 Proについては、5,000mAhバッテリーを搭載すると報じられています。
Tom’s Guideは価格も理由のひとつとして挙げていますが、根拠となる情報がほかに見つからなかったため、あえて省いています。
Source:Nikkei Asia via Tom’s Guide
(lunatic)