iMacのヘッドフォンジャックが、本体背面から側面に移った理由

Apple M1 iMac
 
M1チップ搭載のiMacは、ヘッドフォンジャックの位置が本体側面に移動しています。その理由を、MKBHDとして知られる人気YouTuberのマーカス・ブラウンリー氏が解説しています。

背面から側面に移設されたヘッドフォンジャック

Appleが発表した24インチiMacは、エネルギー効率にすぐれたM1チップを搭載することで、放熱に必要な機構が不要となり、本体が非常にスリムになっています。
 
従来のiMacでは、他の端子類と並んで背面にヘッドフォンジャックが配置されています。こちらは27インチiMacの背面です。
 

 
しかし、M1搭載iMacでは、従来のiMacでは背面に搭載されていたヘッドフォンジャックが、本体側面(向かって左側)に移設され、背面にヘッドフォンジャックはありません。
 

 
チャンネル登録者数1,390万人を抱える、テック系人気YouTuberのマーカス・ブラウンリー氏が、その理由を簡潔に解説しています。
 

新型iMacは、11.5ミリと薄すぎるために、一般的なヘッドフォンジャック(深さ14ミリ)を設置できず、側面に移設しなくてはならなかったのです

 


 

米メディア「側面の方が実用的」と歓迎

ブラウンリー氏のツイートを紹介した米メディア9to5Macの記者、チャンス・ミラー氏は、「ヘッドフォンジャックは背面よりも側面にあった方が使いやすく、実用上のメリットが多い」と、ヘッドフォンジャックの移設を歓迎するコメントをしています。
 
M1チップ搭載のiMacは、鮮やかなカラーバリエーションに合わせて、付属の電源ケーブルやキーボード、マウスも同色でカラーリングされているのも特徴です。
 
新型iMacは、4月30日に予約受付を開始し、5月後半に販売が開始される予定です。
 
 
Source:Marques Brownlee(@MKBHD)/Twitter, 9to5Mac
(hato)

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