Macの出荷台数は、2020年10月〜12月の四半期に前年同期比で49.2%伸びたことが調査会社IDCの調査により明らかになりました。
Macの出荷台数は著しい成長を記録
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミックにより、自宅学習やリモートワークが増加しており、PCの需要が高まっているようです。
IDCの調査によれば、2020年第4四半期（10月〜12月）にPC市場全体の出荷台数は9,160万台に到達し、対前年同期比で26.1%の成長を記録したとのことです。この数字は、2020年第3四半期（7月〜9月）の前年同期比14.6%増と比較しても大きな伸びとなっています。
IDCのデータには、Appleの2020年4四半期のMacの出荷台数は730万台に達したと記されています。対前年同期比で49.2%増となり、おおよそ50%成長に届きそうな勢いです。Macの2020年第4四半期の市場シェアは8%となり、2019年第4四半期の6.8%から拡大しています。
AppleはPCブランド4位に
2020年第4四半期の成長により、Appleは出荷台数のチャートでPCブランドの中で4位につけるに至っています。
PC市場で最も多くのシェアを獲得したのはLenovo（25.2%）で、その次はHP（20.9%）、第3位はDell（17.2%）となっています。市場シェア第5位のAcerも著しい成長を記録しており、出荷台数は対前年同期比で48.3%増となりましたが、それでもAppleには及びません。
2020年全体のPCの出荷台数が判明
2020年最後の四半期の数字が出たことにより、2020年は2019年と比べてPCの出荷台数が全体で13.1%伸びたことがわかりました。
「高需要はPC市場を成長させており、この傾向がさらに続く見通しだ」とIDCのライアン・レイス氏はコメントしています。
Source:IDC via AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)