MacBook ProのFlexgate対応、15インチモデルへの適用求め提訴

Apple MacBook Pro 2018
 
15インチMacBook Proにも、13インチMacBook Proのフレックスケーブル問題(通称「フレックスゲート」)と同様の対応を求める訴訟を、米Parris法律事務所が起こしました。

Flexgate問題とは

この問題はMacBook Proの使用中に、液晶ディスプレイとメインボードを繋いでいるフレックスケーブルが摩耗・断線することで発生するもので、ディスプレイのバックライトが点灯しない、ディスプレイ下部から上部に向けてスポットライトを当てたようになる、といった状態が生じます。
 
問題の発生が確認された13インチMacBook Proには、Appleの無償修理プログラムが適用されており、公式サイトにも下記のように記載されています。

ごく一部の13インチMacBook Proのディスプレイに以下の症状 (のいずれかまたは両方) が現れる場合があることが判明しました。
 
・ディスプレイのバックライトが、画面の底部に沿って明るい縦方向の領域を
 継続的または断続的に表示する。
・ディスプレイのバックライトがまったく機能しなくなる。
 
この問題は、2016年10月から2018年2月までの間に販売された13インチ MacBook Proで確認されています。ApplやApple正規サービスプロバイダでは、対象となるMacBook Proを無償で修理させていただきます

 

15インチMacBook Proへの適用を求め起訴

米Parris法律事務所の弁護士、アレキサンダー・R・ウィーラー氏は、「この欠陥は、13インチモデルだけではなく、15インチモデルにも発生するものです」とし、同様の問題が発生した15インチモデルユーザーが支払った修理代金、850ドル(約93,000円)を返金し、15インチモデルも今後、無償修理プログラムの対象とするよう求めています。
 
 
Source:Parris Law Firm via Cult of Mac
Photo:Apple
(FT729)

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