Appleのウェアラブル事業が急速な成長を見せており、2020年の終わりまでにiPadとMacの収益を上回る、と「Above Avalon」ブログを主催する独立系アナリストのニール・サイバート氏が予測しています。
ウェアラブル事業の伸びはサービス事業に迫る勢い
Appleのウェアラブルデバイスの売上が著しく伸びており、2020年末にはiPadとMacを超える、とサイバート氏は見ています。
Apple製品のカテゴリーごとの2018年第3四半期(4月〜6月)から2019年第3四半期までの1年間の収益増加額のランキングは、以下のとおりとなっています。
- サービス事業: 15億ドル(約1,578億円)
- ウェアラブル事業: 12億ドル(約1,262億円)
- ホーム/アクセサリ事業: 6億ドル(約631億円)
- Mac: 6億ドル
- iPad: 4億ドル(約421億円)
Appleのウェアラブル事業は、サービス事業に次ぐ高い成長率を見せており、AirPodsとApple Watchの収益は2020年の終わりまでにiPadとMacを超える見通しです。
AirPodsとApple Watchは共に高い平均販売価格(ASP)を維持しており、販売台数の伸びも順調です。AirPodsに至っては、80%の売上台数の成長を見せています。
Source:Above Avalon
Photo:Apple
(lexi)