昨年12月にアメリカでApple MusicがAlexa対応端末(Echoシリーズ、Fire TVなど)で再生できるようになりました。その後、イギリス、オーストラリアと対応地域が広がり、ついに6月末に日本でもAlexaでApple Musicを再生できるようになりました。
設定は簡単
Apple MusicをAlexa対応端末で聴くには、もちろんAlexa対応端末とApple Musicの有効なアカウントが必要です。また利用開始の設定にはスマホのAlexaアプリも必要になります。AlexaアプリからEcho端末などでApple Musicスキルを有効にする方法は以下の通りです。
- Amazon Alexa Appを開いて、左上のメニューボタンをタップします。
- 「設定」をタップします。
- 「Alexa の環境設定」で「ミュージック」をタップします。
- 「新しいサービスをリンク」をタップします。
- 「Apple Music」をタップします。
- 「有効にして使用する」をタップします。
- 画面に表示される案内にそって、Apple ID でサインインします。
この設定を終えれば、Echoに「Alexa、Apple Musicで音楽を流して」と頼めばApple Musicの再生が始まり、「Alexa、音量を下げて(上げて)」と頼めば音量の調整ができ、「Alexa、次の曲」と頼めば曲のスキップが可能になります。
SiriでもApple Musicの音声コントロールが可能なのですが、聞き取りの性能が高いEcho端末でApple Musicをコントロールできるようになったのは大きな進歩だと言えます。
HomePodの発売は?
「Apple Musicを音声で操作する」と言えばHomePodの主要機能なのですが、昨年の2月にアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売になり、徐々に販売地域が拡大したものの、日本での発売は未だに実現していません。日本ではHomePodが発売になる前にAlexaがApple Musicに対応してしまい、HomePodの必要性が少し低下してしまいました。
廉価版HomePodの発表も噂される中、今すぐに日本でHomePodが発売になる環境にはなさそうです。音声コントロールでの音楽再生は非常に便利で、HomePodの発売を待っいるユーザーがAlexa + Apple Musicへと流れていくのは確実でしょう。
Source:Apple
(KAZ)