中国ベンダーXiaomiは、フルスクリーンのスマートフォンを実現させるための画期的なアイデアを思いつきました。ノッチを画面のフレームの外に持ってくるポップアップノッチというまったく新しい考えです。
ポップアップノッチでフルスクリーンに到達
スマートフォンの「ノッチ」は、AppleのiPhone Xから多くのスマホに伝染していったスマートフォンの新たなデザインです。強力なフロントカメラを搭載しつつ、画面占有率を最大限に上げるための方策して編み出された、ある意味苦肉の策とも言えるようなデザイン手法ですが、Xiaomiはそれをさらなる高みへと昇華させようとしています。
2018年の半ばに中国の国家知識産権局に申請され、2019年4月23日に公開となったXiaomiのデザイン特許には、ポップアップノッチの姿が描かれています。
Xiaomi/国家知識産権局
ノッチを画面フレームの外側に取り付けてしまおうという斬新な発想により”フルスクリーン”のデザインに達しています。
ノッチの形は3通り
ノッチのデザインは幾通りか存在しており、より丸みを帯び突き出たもの、カーブを描いて比較的コンパクトにまとめられたもの、コンパクトで直角に取り付けたものの3つが確認されています。
特許申請は技術が開発されているという裏付けにはなりませんが、実際にポップアップノッチのスマホが出た場合、物議を醸すことになりそうです。
Source:TechRader, LetsGoDigital
(lexi)