Apple Payがオーストリアで4月24日から利用できるようになる、と地元誌Der Standardが伝えています。
ヨーロッパではすでに23の国や地域でApple Payが利用可能
ヨーロッパではドイツ、モナコ、バチカン市国などの23カ国でApple Payがすでに利用可能となっていますが、新たにオーストリアがリストに加わることがわかりました。
Apple Pay に対応している国や地域/Apple
Der StandardによればAppleの金融機関との交渉は厳しいものであったとのことですが、 Erste Bank SparkasseとオンラインバンクN26がAppleとの契約に最終的に応じたとされています。
オーストリアでのApple Pay導入は遅すぎた?
Der Standardは、Apple Payのオーストリアでの導入が遅すぎたのではないかとの意見を述べています。国内の多くの銀行はすでにNFC決済に対応しているため、簡単に支払いができるというだけではApple Payの利用人数増加につながるかどうか定かでありません。
同紙は、個人間送金機能Apple Pay Cashが差別化要素となるかもしれないと推測しています。
Appleはクレジッドカード番号をデバイスに保存しない
Apple Payは実際のクレジッドカード番号の保存をデバイス上で行わず、代わりに暗号化されたID番号(”トークン”)を取り扱います。
Apple Payで買い物をするとき、店側はワンタイムの取引情報のみを受け取り、買ったアイテムの価格などの情報がAppleに知られることはありません。
Source:Der Standard via 9to5Mac, Apple
(lexi)