MicrosoftがMac向けOffice 365を「Office 365 for Mac v16.20」へとアップデートし、最新macOSのMojaveで導入されたダークモードに対応しました。
Officeでもダークモードが利用可能に
Microsoftによれば、ダークモードはMicrosoft Word、Excel、Powerpoint、そしてOutlookで利用可能となっています。もちろんこれらOfficeアプリでダークモードを使用するには、macOS Mojaveの設定をダークモードにする必要があります。
ダークモードとは通常の白い画面と比べ、光の少ない環境において目に優しい、暗い背景色を指します。
PowerPointが連係カメラ機能に対応
また今回のアップデートにより、PowerPointが同じくmacOS Mojaveで導入された連係カメラ機能に対応しました。iPhoneで撮影した写真を、Mac上のPowerPointに簡単に追加できます。また文法やつづりをチェックする、新しい校正ツールも追加されました。
Wordについては、「フォントの埋め込み」が可能になりました。これにより、どのコンピュータで見ても同じ見た目を維持することができます。またOutlookでは会議への出席者の確認やカレンダーの共有などの機能が追加されています。
Google Chromeも近くダークモードに対応か
Chromeのデベロッパービルド、Canaryのダークモード
ダークモードについては、Google Chromeも2019年初めには対応するのではないかと、米メディアMacRumorsが報じています。
このほどリリースされたChrome 71はダークモード非対応ですが、Google開発者がChromiumにダークモードを実装するコード変更を提出したことが、掲示板サイトRedditへの投稿で判明しています。このコード変更がレビュープロセスで承認されれば、今後のリリースで実現するでしょう。