au、日本企業で初の「Apple Business Chat」活用したサポートを開始

au 「Apple Business Chat」
 
KDDIと沖縄セルラーは10月2日、「Apple Business Chat」を利用したサポートサービスの提供を開始しました。iPhoneやiPadのユーザーは、auのホームページからiMessageを使って直接、問い合わせが可能です。日本企業では初の導入となります。

auホームページからiMessageで問い合わせ

KDDIは、「Apple Business Chat」を使って料金プランの相談やデータ移行方法の案内、新商品についての質問などを直接コミュニケーターに問い合わせできると案内しています。
 
auのホームページから「メッセージで問い合わせ」ボタンを押すとiMessageアプリが開き、問い合わせが可能です。
 

 
本稿執筆時点で、auのホームページ内のアイコンをタップすると、iMessage画面が開き「通常数時間以内に返信があります」と案内が表示されました。
 

 

日本やイギリス、ドイツなどでも利用可能に

「Apple Business Chat」は、2018年3月にiOS11.3の公開にあわせてベータ版が公開された機能で、企業とユーザーがiMessageを使って直接やりとりすることができます。
 
同機能の提供開始当初は、利用できるのはアメリカのみでしたが、現在は日本をはじめオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、イタリア、シンガポール、スイス、イギリスでも利用可能となっています。
 

 
アメリカ大リーグ、フィラデルフィア・フィリーズのホーム球場では、ビールの注文に「Apple Business Chat」が利用可能となるなど、活用が拡大しています。
 
今後、Apple Business Chatを使った顧客サービスを提供する日本企業が増えることが見込まれます。

 
 
Source:KDDI, Apple, iPhoneHacks
(hato)

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