Apple株が200ドル超え〜1兆ドル企業に一歩前進

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Appleの2018年第3四半期(4-6月)の予想以上に好調だった業績発表を受け、Apple株価は自社初となる200ドルを超え、1兆ドル(約111兆6,100億円)企業に近づいたことがわかりました。

好調だった2018年第3四半期の業績

Appleは現地時間の7月31日、2018年第3四半期の業績発表を行ないました。売上高は533億ドル(約5.9兆円)で、前年同期比で17%増を記録し、第3四半期として史上最大のものとなりました。
 
iPhoneは4,130万台が販売され、販売台数は前年同期比1%増にとどまったものの、平均販売価格の上昇により収益は20%の伸びを見せています。
 
サービス事業の売上高は95億5,000万ドル(約1兆円)に達しており、前年同期比31%増を記録し、過去最高の四半期となりました。

Apple株価上昇で投資家に大きな利益

2018年第3四半期の業績が好調だったことが明らかになり、Apple株価は6%近く上昇しました。1日の午前に5.5%増となる200.70ドルに達し、最終的に201.50ドルの値をつけました。
 
2018年3月時点で2億3,960万株のApple株を保有していた有名投資家ウォーレン・バフェット氏のBerkshire Hathawayは、8月1日の株価上昇で26億ドル(約2,902億円)以上の利益を上げたとされています。
 
Appleが株式時価総額1兆ドルに達するには、少なくとも1株あたり207.04ドルに達する必要があるといわれています。
 
 
Source:Financial Times, MarketWatch
Photo:William Hook/Flickr
(lexi)

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