スマートスピーカー市場でのHomePodシェア、年末には4%に

HomePod Apple 公式
 
今年2月に発売となったAppleのスマートスピーカー、HomePodの世界におけるシェアが、2018年末には4%に達すると、調査会社Canalysが予測しています。

HomePodのシェアは2022年に10%に

同社の予想によれば、世界のスマートスピーカー市場はインストールベースで今年末までに1億台の大台に近づき、1年前と比べると約2.5倍の規模に成長する見通しです。同市場は今後さらに成長し、2020年には2億2,500万台に達すると、Canalysは予測しています。
 
メーカー別では、2018年末時点ではAmazon Echoシリーズが50%以上のシェアを占め、Google Homeシリーズが約30%、AppleのHomePodが4%となる見込みです。
 
しかし2022年には、AmazonとGoogleが双方34%と拮抗し、Appledが10%までシェアを伸ばすと予想されています。
 
HomePodは今年2月にまずアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売され、6月にはカナダ、フランス、ドイツで発売となりました。
 

「眠れる巨人」中国

地域別に見ると、2018年も2017年に引き続きアメリカのシェアが64%と圧倒的ですが、Canalysは中国を「眠れる巨人」と表現、今後大きく成長すると見ています。すでにAlibaba、Xiaomiなどの中国ベンダーがスマートスピーカーに多大な投資を行っており、今年後半には競争が加速すると同社は述べています。
 

 
 
Source:Canalys via 9to5Mac
(lunatic)

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