9つのレンズを持つスマホ、米カメラメーカーが2018年内に発売へ

Light 9カメラ スマートフォン
 
2019年のiPhoneにはトリプルレンズカメラが搭載される、との噂がありますが、米カリフォルニア州のカメラメーカーLightが、9つものレンズを搭載したスマートフォンを2018年内に発売する計画と報じられています。

2019年のiPhoneはトリプルレンズカメラ搭載との噂

2016年発売のiPhone7 Plusでデュアルレンズカメラが搭載され、背景をぼかして人物を印象的に撮影できるポートレートモードが利用可能になりました。
 
そして、2019年のiPhoneにはトリプルレンズカメラが搭載され、iPhone XのTrueDepthカメラのような機能をリアカメラでも利用可能になると噂されています。
 
また、2019年にはSamsungも、トリプルレンズカメラを搭載したスマートフォンを発売するとの報道もあります。
 
すでに中国メーカーのHuaweiは、トリプルレンズカメラを搭載したP20 Proを発売し、カメラ情報専門サイトで高い評価を受けています。

9つのレンズを持つスマホ、年内発売へ

そんな中、2013年にシリコンバレーで創業されたカメラメーカーのLightが、背面に9つのレンズを搭載したスマートフォンを2018年中に発売する計画だ、とThe Washington Postのテクノロジーコラムニスト、ジョフリー・A・フラワー氏が伝えています。
 
9個のレンズで取り込んだ画像を合成することで、6,400万画素相当の写真を撮影でき、暗い場所での撮影性能が向上するほか、高度な被写体深度効果が利用可能になる、とのことです。
 
なお、LightはAppleの最大のサプライヤーであるFoxconnと提携を結んでいます。

16個のレンズを持つカメラを発売しているLight

Lightは、すでに16個のレンズを搭載したカメラ「L16」を2017年に発売しています。
 

 
「L16」は、角度や焦点距離の異なる16個のレンズを同時に使って撮影した画像を瞬時に合成することで、5,200万画素相当の写真が撮影できるのが特徴です。
 
しかし、1,950ドル(約21.6万円)の「L16」は、The Vergeなどのテクノロジーメディアによるレビューでの評価は、決して高くはありません。9つのレンズを持つスマートフォンが発売されれば、そのカメラ性能に注目が集まりそうです。

 
 
Source:The Washington Post via Cult of Mac, The Verge
(hato)

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