ロシアの地方裁判所で連邦保安庁の訴えが認められ、メッセージングアプリ「Telegram」がロシア内で使用禁止になったと伝えられています。
ロシアで開発された「Telegram」
ロシアで最大規模のソーシャルネットワーキングサービスVKを立ち上げたことで知られる、ニコライ・ドゥーロフとパーヴェル兄弟によって2013年に開始された暗号化メッセージングサービス「Telegram」が、ロシア国内で使用禁止になったことが明らかになりました。
ロシアのニュースメディアTassによれば、メッセージングアプリ「Telegram」は即時ブロックされるとのことですが、実際にはTelegram側が上訴するとみられる来月にかけてアクセス制限が始まるといわれています。
なお、Telegramアプリへのアクセス禁止は、Telegram側がロシア当局に暗号解読キーを手渡すまで続くとされています。
ロシアは2016年に厳しい反テロリスト法を施行しており、国内のメッセージングサービスは当局にメッセージを解読させる権限を与えることを義務付けていますが、Telegramはこれまでユーザーのプライバシーを優先させてきました。
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Source:Tass via The Verge
(lexi)