2017年第4四半期のAppleのApp StoreでのiOSアプリの売上額は、Androidアプリよりも95%多く、約2倍に上ったことがアプリ解析企業の調査でわかりました。
急成長するAndroidアプリのダウンロード数
Google Play ストアでのAndroidアプリのダウンロード数は、アクセスが禁止されている中国での影響力の少なさとは裏腹に、発展途上国での好調により145%の伸びがみられたとのことです。
アプリ解析企業のAppAnnieによれば、2017年第4四半期のApp Store、Google Play ストア両方を合わせたアプリのダウンロード数は270億に達したことが明らかになりました。
ダウンロードされたアプリのうち、190億個はGoogle Play ストアが占め、残りの約80億個はApp StoreのiOSアプリによるものだといわれています。アプリ全体のダウンロード数は前年同期比で7%上昇しています。
有料アプリや購読はさらに大きく成長
全体的に伸びているアプリのダウンロード数ですが、有料アプリとサブスクリプション(購読)の成長度はさらに大きいことがわかっており、前年同期比で全体で20%の伸びがみられました。
アプリ全体の170億ドル(約1.84兆円)の売上のうち、Googleは約50億ドル(約5,417億円)を占めたのに対し、Appleは115億ドル(約1.25兆円)と約2倍の額を得ています。
AppAnnie
Appleはハードウェアのシェアを無理に上げようとするのではなく、アメリカを始め、日本やヨーロッパなどで価値のある顧客ベースを作ることに力を入れており、その努力の結果が表れているようです。
Source:AppleInsider
(lexi)