Apple、MacBookのスタンバイ状態でのバッテリー持ちに関して非難される

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MacBookスタンバイ状態でのバッテリー持ち時間は、公式ウェブサイトに記載されている30日間に満たないのではないかとユーザー間で不満の声が上がっているようです。

MacBookのバッテリーが30日間も持たない疑惑

米テック系情報メディアのVentureBeatによれば、スタンバイ状態にあるMacBookバッテリーの減り具合は、Appleが主張するよりもはるかに速いとのことです。
 
Appleは公式サイトの「Macで省エネルギー設定を使う」という、Macの省エネルギー機能について説明するページのスタンバイモードの部分で、MacBookのバッテリー持ちについて以下のように記載しています。

スタンバイ状態だと、ノートブックコンピュータをバッテリー電源で使っている間のスリープ継続時間も長くなります。ノートブックのバッテリーが完全に充電されていれば、電源に接続しないまま最長で 30 日間ずっとスタンバイ状態のままでいられます

しかしながら、実際にはスタンバイ状態でMacBookのバッテリーは最長10〜15日間しか持続しないことが指摘されているようです。

Apple Storeはバッテリー交換を拒否?

MacBookをシャットダウンした状態でも1日あたり15%のバッテリー減衰がみられたと報告するユーザーも中にはいるようで、MacBookのバッテリー持ちに関して情報が錯綜しているようです。
 
ユーザーの一人は、シャットダウンした状態で1日あたり7%のバッテリー減衰を確認し、10日後には0%になったと主張しています。そして、このユーザーがMacBookをApple Storeに持ち込み、AppleCareによるバッテリー修理を依頼しようとしたところ、担当エンジニアはスタンバイ状態でのバッテリー持ちのテストすら実施せず、サービスを拒否したとのことです。
 
Appleのサポートコミュニティに寄せられた「バッテリーがスタンバイ状態で30日間持たない」との投稿にスタッフは、USBデバイスが接続されていないこと、SDカードが挿入されていないこと、Bluetoothデバイスとつながっていないことなどを確認するようアドバイスするにとどまっており、抜本的な解決策は今のところ提示されていないようです。
 
 
Source:Softpedia, Apple
Photo:Ryan Morse/Flickr
(lexi)

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