ティム・クックCEO、Apple製品のパッケージ製作会社とスウェーデンの森を歩く

ティム・クック
 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、Apple製品の持続可能なパッケージを製作するスウェーデンの企業とともに、使用される紙の原料となる北スウェーデンの森を視察しました。ロンドン、パリなど、今週ヨーロッパの都市を歴訪していたクックCEOは、スカンディナヴィア半島まで足をのばしました。

ティム・クックCEOのスウェーデンでのひととき

12日、クックCEOはAppleのストックホルムオフィスを訪れたあと、黒塗りのメルセデス・ベンツでとある場所へと向かいます。
 
行き先は、クックCEOが「息をのむような森(breathtaking forests)」と表現する北スウェーデンの森林でした。
 


 
クックCEOは、パッケージ製作会社のIggesund Paperboardの代表者とともに、原料となる資材が供給される森林を視察しました。
 
Holmenグループの傘下にあるIggesund Paperboardは、iPadなどの製品パッケージを10年以上提供してきましたが、この事実が公表されたのは最近になってからのことです。
 
スウェーデンでの滞在中、クックCEOはヘルシングランド地方にあるHolmenの工場でHolmenのCEOであるヘンリク・スヨリュンド氏とも面会したと伝えられています。
 
Iggesund Paperboardは、化学パルプから多層カートンを製造しています。カートンは折り曲げてもひび割れしないようデザインされているとのことです。
 
Appleは、iPhoneパッケージのプラスチック使用量の削減など、環境への取り組みに力を入れていることで知られています。
 
 
Source:Business Insider
Photo:Wikimedia/lemagit
(lexi)

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