完璧な人間が存在しないように、完璧なサービスも存在しません。新たに登場したOSで新たなバグが出現する、というサイクルは、避けられないことなのでしょうか。新たに公開されたiOS11で、AirPodsのバッテリー残量が正常に表示されない現象が確認されています。
バッテリー残量が食い違う
今のところiOS11をインストールしたiPhoneで、AirPodsのバッテリー残量を確認する方法は主に3つです。
- AirPodsがケースに入っている状態でiPhoneに近づけ、ケースの蓋を開ける
- ウィジェットからバッテリーを確認する(一覧に追加が可能)
- コントロールセンターのウィジェットから「Now Playing」を長押し(あるいは3D Touch)し、右上の接続マークを選択
しかし、この3つ目の方法である「Now Playing経由で確認する」を行うと、AirPodsのバッテリー残量が正常に表示されない不具合が複数報告されているとのことです。
ニュースサイトiMoreによると、AirPods側のバグではなく、iOS11側に問題があるとのことで、次回のアップデートで修正されると考えられています。
なおそれ以外の方法では、バッテリー残量は正しく表示されるようです。
バッテリーには消費者も敏感
バッテリーに絡んだAirPodsの不具合は、今回が初めてではなく、以前にも、AirPods用充電ケースでのバッテリーの減りが異常に早い問題が報告されていました。
先日、集団訴訟に発展してしまった、Apple傘下のBeatsブランドによる「Powerbeats3」もそうですが、充電型のBluetoothイヤホンは、バッテリー性能こそがキモ。いち早い修正を望みたいところです。
Source:iMore
(kihachi)