新製品発表を目前に控えたこのタイミングで、ベンチマークテストからiPhone XのベンチマークスコアとiPhone8のスペックが明らかになりました。リーク情報でお馴染みのSlashleaksがTwitter上で公開しています。
iPhone X搭載のA11はやはり6コア
ベンチマークテストGeekbenchの結果を見ると、iPhone X(iPhone10,5)の搭載OSはiOS11、3GB RAM、プロセッサは6コアであることがわかります。これは高性能コア「Monsoon」2個と、省電力で負荷の低い場面で使う高効率コア「Mistral」4個で構成されていると見られています。
iPhone7/7 Plusが搭載するA10 Fusionは、高性能コア2個と高効率コア2個で構成されています。
#Apple – #iPhone8 – #iPhoneX – iPhone X spotted on Geekbench with 3GB RAM and IOS 11 https://t.co/QUVZiSTz7h pic.twitter.com/akD3X5WFYy
— /LEAKS (@Slashleaks) 2017年9月12日
マルチスコアは10000近い!?
そして注目なのが、6コアのA11チップのスコアの高さです。シングルコアで4061、マルチコアでは9959という、記録的な高スコアを叩き出しています。
7月末にA11チップのGeekbench4によるベンチマークスコア情報が公開され、それによるとシングルコアが4600と4300の間、マルチコアが8500と7000の間とのことでした。
しかし本日Slashleaksが公開した情報が正しければ、シングルコアの数字はやや低いものの、マルチコアは8500をはるかに上回っています。
ちなみにPhoneArenaが公開しているiPhone 7 Plusの同じGeekbenchによるシングルスコアは3528、マルチスコアは5975、SamsungのGalaxy S8+ではシングルスコアは2016、マルチスコアは6666となっています。
iPhone8のスペックも判明
そしてもうひとつのベンチマークテスト、Antutuの結果によれば、iPhone7の性能向上版とされるiPhone8(iPhone10,4)の搭載OSはiOS11、チップはA11、RAMは2GB、ROMは32GBで、スクリーン解像度は750×1,334となっています。
Source:Twitter(/Leaks),PhoneArena
(lunatic)