iPhone7/7 Plusの発売時の売れ行きが、世界的に大成功を収めたiPhone6/6 Plusと、今ひとつ伸びなかったiPhone6s/6s Plusの中間であることが、調査会社の最新報告書から明らかになりました。
iPhone7の売れ行きはiPhone6とiPhone6sの間
調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)によると、iPhone7/7 Plusが発売後最初の1カ月時点でiPhone全体に占めたシェアは、2015年発売のiPhone6s/6s Plusの71%よりは若干高かったものの、2014年発売のiPhone6/6 Plusの81%を下回りました。
一方Android端末からiPhone7/7 Plusへの切り替え組は、iPhone7/7 Plus購入者全体の約17%を占め、iPhone6s/6s Plus発売当時の26%と比べると減っています。
しかしCIRPは、Androidからの切り替え組はiPhoneの成功の主要因ではないとし、過去3世代のiPhoneの成功を支えてきたのは、iPhoneをアップグレードしてきたiPhoneユーザーだと指摘します。
Androidからの切り替え件数は過去最高に
CIRPによれば、過去3年間でもっとも売れ行きのよかったiPhone6/6 Plusの、発売時におけるAndroidからの切り替え組の比率はわずか12%でした。80%以上がiPhoneユーザーによる買い替えだったのです。
しかし大きな機能変更がなかったiPhone6s/6s PlusではiPhoneユーザーによるアップグレードが減ったため、Androidからの切り替え組が全体の26%を占めることになった、とCIRPは説明しています。
Appleは10月の同社第4四半期(7-9月期)の決算発表において、同四半期におけるAndroidユーザーからiPhoneへの切り替え件数は過去最高だったと述べています。
Source:9to5Mac
(lunatic)