アップル、「Split View」「3D Touch」などのデザイン特許を取得


 
アップルは2日、「Split View」「Slide Over」「3D Touch」などを始めとする12件のデザイン特許を取得しました。次期Android OSである「Android Nougat」でも「Split View」に相当する機能が実装されるのが分かっていることから、同OSに対する影響が注目されています。

iPadやiPhone6sで使える機能

今回、香港でアップルが取得したデザイン特許は、iPadなどでマルチタスク作業を可能にする「Split View」「Slide Over」、そしてiPhone6sのショートカット機能である「3D Touch」など12件です。
 

 
アップルがこれらの特許を申請した時期は、iPad Proが公式に発表される数カ月前にあたる、昨年の12月です。

次期Androidでも同様の機能が搭載されるだけに…

しかし、奇しくも次世代Android OSとなる「Android Nougat」でも、「3D Touch」が標準機能となるほか、画面分割が行える「Split View」に相当する「Split-Screen」機能が実装されることが明らかとなっており、アップルのグーグルに対する当て付けではないかとの見方が登場しています。
 

 
幸いにも、ニュースサイトGSMArenaによれば、アップルのデザイン特許取得は、ただちにマルチウインドウや3D Touchを可能にする機能を実装できないことを意味するわけではなく、あくまでも「立体、形状、パターン、かつ/または装飾」が酷似しないようにすればいいとのことです。
 
 
Source:GSMArena,Patently Apple
(kihachi)

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