Lightningヘッドホン開発キット公開!ヘッドホン端子廃止に備える

Cirrus Logic ボード
 
米半導体メーカーのCirrus Logicが、Made for iPhone認証を受けたLightningヘッドホンを開発するための開発キットを公開しました。iPhone7ではヘッドホン端子が廃止されるという噂に対し、先手を打ったものと見られています。

Cirrus Logicが開発キットをリリース

Cirrus Logicの開発キットは、従来の3.5mmヘッドホン端子を、Lightningコネクター向けに設計し直すことを目的としています。同社の参照設計ではCS42L42スマートコーデックを使用しており、AD/DAとも114dB性能があります。キットには、コードのサンプル、iOSアプリのサンプル、大小2つの参照基盤が含まれています。
 
小さな基盤は小さなフォームファクタ向けの参照設計基盤(CRD、写真)で、USBドライブ程度の大きさ。大きな基盤(CDB)にはアナログヘッドホン端子とマイク用端子があり、デバッグにも使えるようになっています。

アクセサリーメーカーも対応

9月発表が期待されるiPhone7については、以前からヘッドホン端子がなくなるとの噂が流れており、つい先日にも中国のweiboに、付属のイヤホンとされるLightningコネクターを持つイヤホン画像が掲載されたばかりです。
 
またこうした噂を受け、アクセサリーメーカーがLightningコネクタのヘッドホンや、従来のヘッドホンをLightningコネクターに変換するアダプターを準備しています。
 

 
 
Source:Apple Insider, Cirrus Logic
(lunatic)

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