iPhone等ハイテクを駆使、黒電話やVHSビデオもスマート化!心温まる動画

ソフトバンク スマート化
 
「遠く離れて暮らす祖父母に、孫と交流する機会を持たせてあげたい」iPhoneと数々のハイテク機器を駆使して、そんな願いをかなえた動画をソフトバンクが公開しました。

iPhoneなど、ハイテク技術の力で、離れて暮らす孫と交流!

スマホ普及率の最も低いエリアのひとつ、沖縄の多良間島に住む祖父母(おじぃ、おばぁ)が、大阪にいる孫に会えるのは年に1度あるかないか。
 
日々、成長する孫の様子を見せてあげたいが、祖父母はスマホどころかガラケーの使い方もよくわからない。「孫シェア難民」と呼ばれる、悩みを持つ方は81.7%に達するそうです。
 

 
そこで、「情報革命で人々を幸せに」を企業理念とするソフトバンクがIT技術を駆使して、黒電話やVHSデッキなど、ふだんから使い慣れているアナログ製品をスマート化し、常に孫を感じることができる素晴らしさを体験可能にしたプロジェクトが動画で公開されました。

6つのアナログな機器をスマート化!

開発されたのは、動画で紹介される順に「SNS新聞」「リモート身長柱」「スマート黒電話」「クラウドVHS」「影遊びオンライン」「掛け軸メール」の6つです。
 

SNS新聞


 
「SNS新聞」は、Facebook、TwitterなどのSNSに投稿した写真や記事を、大阪からiPadでレイアウトし、祖父母の家の新聞受け内に設置したプリンターから出力します。
 

リモート身長柱


 
「リモート身長柱」は、大阪にいる孫をiPhoneで撮影すると身長を認識し、多良間島に身長データが送信され、柱に専用デバイスで名前と日付を刻みます。
 

クラウドVHS


 
「クラウドVHS」は、iPhoneで撮影した動画を専用サーバーにアップロードすると、祖父母の家のプリンターから出力されるQRコードをビデオテープに貼り付け、デッキに入れると、QRコードを認識してサーバー上の映像が再生される、というものです。
 
ビデオのリモコンで操作ができ、「巻戻し」も可能です。
 

影遊びオンライン


 
「影遊びオンライン」は、iPhoneで撮影した影絵をリアルタイムで遠隔地に投影することで、離れていても一緒に影絵遊びができます。
 

スマート黒電話


 
「スマート黒電話」は、黒電話にテレビとWebカメラを連動させ、祖父母宅の黒電話と大阪のiPhoneとで、ビデオ通話が可能になります。
 

掛け軸メール


 
「掛け軸メール」は、孫たちがiPadで書いた手書きメッセージを、祖父母宅の掛け軸の裏に設置された装置で、感熱紙に印刷します。

「孫がいてよかったさ」

まるで「ドラえもん」の道具のようなことが、現代の技術で実現できることに驚くと同時に、孫との交流に「孫がいてよかったさ」と笑顔を見せるおばぁの姿に、目頭が熱くなりました。
 

 
マイナビニュースによると、これらの機器は現時点では一般販売の予定はないとのことです。個人的には「クラウドVHS」あたり、ヒットしそうな気もします。
 
心温まる動画は、以下からどうぞ。
 

 
 
Source:SoftBank, マイナビニュース
(hato)

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