Apple、中国版UberのDidiに10億ドルを出資!自動車開発と関係か?

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Appleが、中国版Uberと言われる配車サービスの「Didi(嘀嘀)」に、10億ドル(約1,080億円)を出資するとウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。

Uberを上回るシェアを誇る中国最大手の配車サービス、Didi

Appleが10億ドルを出資する配車サービスの「Didi(嘀嘀)」は、中国ではライバルのUber以上のドライバー数と利用者数を誇り、中国全土の400都市でサービスを展開する業界最大手です。
 
中国ではDidiやUberといった配車サービスの市場が急速に拡大しており、ウォール・ストリート・ジャーナルによるとDidiの現在の時価総額は250億ドル(約2兆7,000億円)以上とみられる、とのことです。
 
なお、10億ドルという出資額は、大型買収と話題になった2014年のBeatsの買収で30億ドル(約3,240億円)であったことを考えると、Appleにとっても決して小さい出資額ではありません。

噂の電気自動車開発と関係も?

Appleからの公式発表は本稿執筆時点でなされておらず、1,000億円以上の巨額出資の目的は不明ですが、Appleは「Apple Car」と言われる自動車の開発が噂されていることから、同社の製品やサービス開発に活用するための何らかの意図がある可能性もあります。
 
なお、DidiのライバルにあたるUberは2014年、発売日にiPhone6/6 Plus予約無しで買える特別会場にユーザーを招待するキャンペーンを実施して話題となりました。
 
 
Source:The Wall Street Journal
Photo:China Business News
(hato)

 
 

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