一時期はスマートフォン市場から数年以内に撤退するのではとの過激な観測まで出ていたサムスンですが、11ヶ月ぶりにアメリカでシェア首位を果たしたことが分かりました。
「Galaxy S7」の売れ行きが好調で
香港の調査会社Counterpoint Researchが新たに発表したレポートによると、サムスンは3月にアメリカで28.8%のシェアを獲得し、11ヶ月ぶりに同国でシェア首位の座についたとのことです。アップルは23%で2位につけました。
サムスンのシェアを増加させる原因となったのは、同社のフラグシップモデルである「Galaxy S7/S7 edge」です。ニュースサイト9to5Macによると、売れ行きが低調に終わった「Galaxy S6」とは裏腹に、S7はサムスンの第1四半期の売り上げを12%も増加させるほどの勢いをみせるなど、好調ぶりが目につきます。
LGもアップルに迫る勢い?
なお、3位にはLGがランクインし、17.1%のシェアを獲得しています。ただし、こちらはフラッグシップモデル「G5」の売り上げを含めていないので、現在はもう少しシェアを伸ばしているだろうと考えられています。
アップルの今後を占ううえでは、iPhone SEの供給を安定させることが出来るか、そして今秋に発売予定のiPhone7がどれだけの爆発力を持っているかが鍵といったところでしょうか。これからの巻き返しに期待したいところです。
Source:9to5Mac
(kihachi)