iOS9.3アップデートの目玉機能Night Shift(ナイトシフト)ですが、いくつかユーザーを困惑させているトラブルがあります。
今回は、Night Shiftを使ううえでありがちなトラブルと対処法を紹介します。
トラブル1.突然Night Shiftのボタンが押せなくなった
Night Shiftの使い方の記事でも紹介しましたが、Night Shiftはコントロールセンターから呼び出すことができます。しかし、画像のようにNight Shiftのボタンがグレーアウトしてしまい、押せなくなってしまうことがあります。
これは、低電力モードになっていることが原因です。以下の手順で、低電力モードがオンになっていないか確認してみましょう。
1
「設定」→「バッテリー」をタップ
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「低電力モード」をタップしオフにする
低電力モード中は、Night Shiftの利用に制限がかかります。そのため、低電力モードをオフにすればNight Shiftを利用することができるようになります。
しかし、低電力モードが設定でオフになっていても、バッテリーの残りが20%を切っていると強制的に低電力モードになってしまいます。なので、「iPhoneを充電する」という根本的な解決策があることは、知っておいても損はしないでしょう。
ちなみに、低電力モードがオンになっているかどうかは、バッテリーの色でも確認することができます。
トラブル2.「日の入から日の出まで」の設定が表示されない
Night Shiftのオン/オフは、時間指定で自動化できるだけでなく、日の入と日の出の時間にあわせて自動で切り替えることもできます。
しかし、この機能が設定画面で表示されないケースがあります。
このトラブルに関しては、関連リンクで詳細に説明していますので、そちらを参考にしてみてください。
新機能が使えないときは……
Night Shiftに限らず、何か新機能が追加されたときは、予期せぬトラブルに見舞われることがあります。ほとんどは設定を変更することで対処できますが、中には重大なバグが原因であることも考えられます。
もし解決策が見つからないときは、Appleにフィードバックを送信してみるのも1つの手段です。バグや不具合、機能の改善などの要望をAppleに送信できる、”お客様用フォーム”のようなものです。残念ながら個別に回答はないものの、フィードバックした内容が将来のアップデートで改善される場合もあります。