OLEDを搭載した14インチと16インチのMacBook Proが、2026年10月か11月に発表されると海外メディアが報じています。噂される新機能はOLED、タッチ対応、Dynamic Island、モバイル通信の内蔵など最大7つで、約5年ぶりの大幅な刷新になる見込みです。本記事では各機能が使い方をどう変えるのかを分析し、今買うか待つかの判断軸も示します。
MacBook Ultraの発表時期と名称
MacBook Ultraは、OLEDを搭載した14インチと16インチのMacBook Proの新しい製品名として、一部の海外メディアが伝えている名称です。発表は10月か11月になるとみられます。
一方で、MacBook Proの名称を据え置く可能性も残っています。
噂どおりであれば、どちらの名称になっても従来モデルから大きく変わります。新しい名称を採用するかどうかは、Appleが今回の刷新をどこまで特別なものと位置付けているかを測る材料になりそうです。
MacBook Ultraで噂される7つの新機能
海外メディアの報道によると、新型には次の7つの新機能が見込まれています。
- OLEDディスプレイ
- タッチスクリーン対応
- ノッチに代わるDynamic Island
- M5 Pro/M5 Maxチップ
- 薄型化
- 「大幅な」軽量化
- C1XまたはC2モデムによるモバイル通信の内蔵
7項目は、画面まわり、本体の作り、内部の部品の3つに分類できます。うち5項目が、目で見て手で触れる部分の変化です。噂の段階では、使い心地に関わる変更が中心といえます。また、4月時点では6つの新機能が噂されていました。
画面まわりはOLEDとタッチ対応へ
OLEDは画素そのものが光る仕組みのため、黒を「消灯」で表現でき、暗い場面でも締まった映像を描けます。動画編集や写真の現像では、陰影の仕上がりを確かめやすくなるはずです。
タッチ対応により、キーボードやトラックパッドとは別に、画面を指で操作できるようになります。地図や写真の拡大、資料のスクロールは指で操作するほうが速い反面、ノートパソコンの画面は手から遠く、腕を伸ばし続けると疲れやすい弱点もあります。トラックパッドを補う使い方が中心になると考えられます。
ノッチは、カメラを収めるために画面上部を切り欠いた箇所です。Dynamic Islandに変われば、情報を表示する場所に生まれ変わると予想されます。
薄く軽い本体で持ち運びやすく
海外メディアは、本体の薄型化に加えて「大幅な」軽量化も伝えています。
筆者は、MacBook Proは性能と引き換えに重さを受け入れるモデルという印象がありました。軽くなれば、毎日持ち歩くノートパソコンとして選ぶ人は増えそうです。
M5 Pro/M5 Maxとモバイル通信内蔵
チップにはM5 ProとM5 Maxを採用し、C1XまたはC2モデムでモバイル通信にも対応すると噂されています。
新しい画面や通信機能を載せながら薄く軽くする中で、どの程度の性能を引き出せるのかは注目点です。通信機能については、日本向けモデルも対応するのか、国内キャリアがどう対応するのかが焦点になります。iPadのセルラーモデルと同じく、データ通信専用のプランで運用する形も想定できます。
M1 MacBook Air使いの筆者が注目する点
筆者は普段、Windowsパソコンか、MacBook Air(M1)で記事を書いています。外出先ではiPhoneのテザリングでインターネットにつないでいるため、Mac単体でつながるモバイル通信の内蔵は、7項目の中で最も実用的な変化に映ります。iPhoneのバッテリーを消費せずに済む点も見逃せません。
原稿を読み返しながらスクロールするときなど、画面に触れて操作したくなる場面もあります。ただ、執筆中はキーボードで入力している時間が長く、タッチを使う頻度は限られるでしょう。
MacBook Proの前回の大幅な刷新は2021年です。約5年ぶりの新デザインは、この先数年のMacBook Proの基準になる可能性があります。
MacBook Ultraを待つべき人・今買ってよい人
判断の分かれ目は、7項目の中に自分が欲しい機能があるかどうかです。
| タイプ | 判断の目安 |
|---|---|
| 待つべき人 | タッチ操作、外出先での通信、軽さのどれかを重視する人 |
| 今買ってよい人 | 7項目に強く欲しい機能がなく、すぐにMacが必要な人 |
名称や価格は、まだ確定していません。10月か11月とされる発表で、7項目のうち何が実現するのかを見極めてから判断しても遅くはありません。
Photo:MacRumors
