Appleが、2026年中に米国内でMac miniを製造を開始する計画を進めていることが明らかになりました。
将来的には、Mac miniに搭載されるApple Mシリーズチップについても、米国内でIntelが製造を担う可能性があるのではないか、という見方も出ています。
2026年後半に、米国でMac miniの製造開始見込み
Appleの最高執行責任者(COO)サビ・カーン氏は、テキサス州ヒューストンにあるFoxconnの工場で、2026年後半にMac miniの製造を開始する計画だと明らかにしました。
ここで言う「製造」は、一般に最終組立(最終的な組み付け・検査・梱包など)を指すと考えられ、部品や基板、SoC(チップ)まで米国内で完結することを意味しない点には留意が必要です。
開始時期が2026年後半であれば、最初に製造するモデルはM5およびM5 Proを搭載する新型Mac miniになる可能性があります。
米国内で最大規模のMac製造拠点になる見込み
Mac miniは現在、ベトナムと中国で製造されています。米国が新たに加わることで、製造拠点は3カ所に増えることになります。
Appleはこれまで、Mac Proの一部を米国内で製造してきましたが、Mac miniはMac Proよりも出荷規模が大きくなるのは確実です。そのため、雇用創出のインパクトも相対的に大きくなることが期待されます。
ただし、新製品導入(NPI:New Product Introduction)など開発作業は、しばらくベトナムか中国で行われることが予想されます。
米国における製造業の国内回帰の動きにも合致
この件に関連し、YouTubeチャンネル「Max Tech」のVadim Yuryev氏は、将来的にMac miniに搭載されるMシリーズチップをIntelが製造し、供給する可能性があるとの見方をX(旧Twitter)に投稿しています。
仮に実現すれば、トランプ政権が進める米国内の雇用創出やサプライチェーンの国内回帰に対する貢献は一段と大きくなります。一方で、チップ製造の委託先変更は、プロセス成熟度、歩留まり、性能・電力効率、コスト、供給安定性など多くの条件が絡みます。
2027年にIntel製Mチップ搭載Mac miniを製造の可能性も
ただし、Vadim Yuryev氏の意見にも全く根拠がないわけではなく、Intelが将来的にベースモデル向けのAチップ(例えば、iPhone17向けA19)やベースモデル向けのMチップの製造を受託する可能性があると予想されていることが背景にあります。
アナリストのミンチー・クオ氏は、Intelは2027年にMチップの製造を開始すると予想していました。
Photo:SarnByte/YouTube
