2003年にUSBへ置き換えられるまで活躍していたAppleのデータ転送規格「FireWire」が、最新のmacOS Tahoeでサポートされなくなる可能性が浮上しています。ベータ版のシステム設定からFireWire項目が消えていると報告されています。
FireWire 400とFireWire 800
FireWire 400およびFireWire 800は、iPodの初期モデルや古い外付けストレージで採用されていた、Apple考案のデータ転送規格です。同規格は後に「IEEE 1394」として標準化され、Apple製以外のデバイスでも利用できるようになりました。
レガシー規格が最新Macで利用不可に?
FireWire 400/800はmacOS Sequoia以前では利用可能でしたが、macOS Tahoeベータではシステム設定から該当項目が消えています。Tahoeはまだ開発段階のため今後復活する可能性もありますが、正式版でサポートが打ち切られれば、ひとつの時代が終わることになりそうです。
Source: @NekoMichi/X, Reddit via MacRumors
Photo: Amin/Wikimedia Commons