次世代macOSであるmacOS Sequoiaのリリース時期がiOS18と重なるとの新情報を、米メディアのMacRumorsが伝えています。これは、macOSとiOSの両方で動作する「iPhoneミラーリング」などの機能があるためだとされています。
9月18日に両OSがリリースに至る可能性大
新バージョンのmacOSが新しいiOSと同時にリリースされるのは当然のように思えますが、実際には例年、リリース時期が異なっており、macOSは9月、10月、11月とその年によって変わってきました。
しかし、今年のmacOS SequoiaとiOS18は9月中旬に同時リリースされるという見方が強まっているようです。このタイミングの一致は、「iPhoneミラーリング」など、macOSとiOSの同期が求められる機能が関係しているとされています。
具体的なリリース時期については、9月18日が最も有力な日付として挙げられています。
Apple Intelligenceのリリースは即時利用不可
macOS SequoiaとiOS18の新機能として最も注目されている人工知能（AI）機能「Apple Intelligence」ですが、macOS Sequoia 15.1とiOS18.1でのリリースが見込まれているため、macOS SequoiaとiOS18の正式版が登場してもすぐには利用できない模様です。
macOS Sequoia 15.1とiOS18.1は、10月にリリースされる見込みです。
国や地域によるApple Intelligenceの展開状況の違い
Apple Intelligenceの展開状況は国や地域によって異なります。例えば、少し納得しにくいかもしれませんが、欧州連合（EU）ではmacOS Sequoiaでは利用可能ですが、iOS18では利用不可という状況です。
また、インフラ整備の問題から、中国ではApple Intelligenceの導入見通しがまだ立っていないとも伝えられており、米国以外の国や地域では、この機能の導入が10月以降となる可能性が高いと言えます。
Source: MacRumors