9月18日に発売されるApple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4で、高血圧パターンの通知が日本を含む一部の国と地域では利用できないおそれがあります。Apple公式のwatchOS27機能提供状況ページが、両モデルについて規制当局の認可手続きが進行中だと注記しています。すでにこの通知を使っているユーザーにとっては、買い替え前に押さえておきたいポイントとなります。
Apple公式ページに記載された注記
Appleは、地域ごとの機能提供状況をまとめたページで、高血圧パターンの通知の提供国リストに注記を添えました。規制当局による追加の認可手続きが進行中のため、Series 12とUltra 4では居住地域によって通知を利用できない場合がある、という内容です。
日本もこの注記が付いた国の1つです。本稿執筆時点で対象は33の国と地域におよび、カナダ、オーストラリア、インド、ブラジル、シンガポール、台湾、韓国なども名を連ねます。一方、米国や英国、EU各国に注記はありません。これらの地域では、これまでどおり通知を受け取れます。認可の進み具合によって、対象は今後変わる見込みです。
背景にあるのは心拍センサーの刷新
Series 12とUltra 4は、新しいヘルスセンシングシステムを搭載し、光学式と電気式の心拍センサーを刷新しました。Appleによると、心電図(ECG)測定時の電極は接触面積を広げ、フォトダイオードをリング状に並べています。大型化した緑色LEDにより、1日を通して5秒ごとに心拍数を測定でき、心拍変動は最短5分ごとに計測します。
センサー構成の変更が、一部の地域で改めて認可を必要とする背景になったとみられます。日本は従来から高血圧パターンの通知の提供対象地域に入っているため、新モデルへ買い替えたユーザーが一時的に機能を利用できなくなる可能性があります。
買い替え前に確認しておきたいこと
Appleは認可が下りる時期を明らかにしていません。 注記が外れれば通知を受け取れるようになりますが、時期は依然として不透明です。高血圧パターンの通知を健康管理の軸にしているユーザーなら、認可の状況を見ながら買い替え時期を判断するのが現実的です。
