Jefferiesのアナリスト、エディソン・リー氏が、iPhone発売20周年モデルの開発は中止されたと指摘したことについて、各方面から「その指摘は誤りで、開発は継続している」との反論が出ています。
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、iPhone発売20周年モデルとして内部コードネーム「V73」と「V74」の2機種が引き続き開発されていると説明しています。
開発中止とされた理由は?
リー氏は、iPhone発売20周年モデルが開発中止になった理由として挙げたのは、製造時の歩留まり率(良品率)の低さです。
iPhone発売20周年モデルは、次のような特徴を持つと噂されています。
- 4面曲面ガラスを表面に採用した有機EL(OLED)ディスプレイ
- 背面パネルもディスプレイ側と同様にガラスが側面まで回り込む
- iPhone Airと似た設計思想を採用
- 金属製筐体の素材としてチタニウム合金を採用
- ベイパーチャンバーを大型化し、放熱性能を向上
- 画面下埋め込み型Face IDを採用し、フロントカメラ周りはパンチホールになる可能性
C1も開発中止説から製品化
iPhone発売20周年モデルは、これまでのiPhoneにはない構造を採用すると噂されています。そのため、従来とは異なる製造工程や接着方法が必要となり、開発途中で歩留まり率の低下につながった可能性もあります。
Apple製品ではこれまでにも、自社設計セルラーモデムなどについて開発中止説が何度も報じられました。それでもApple初の自社設計セルラーモデム「C1」は最終的にiPhone16eへ搭載され、実製品として登場しています。
同様に、折りたたみiPhoneも来月の発表が確実視されています。
別の試作モデルと混同か
今回の開発中止説について、ガーマン記者や複数のリーカーは、iPhone発売20周年モデルそのものの開発が中止されたわけではないと指摘しています。
ガーマン記者によると、2027年モデルとして内部コードネーム「V73」と「V74」の2機種が開発されており、iPhone18 ProとiPhone18 Pro Maxの後継に位置付けられる見込みです。
現在開発されているモデルは、金属製筐体をディスプレイ側と背面側のガラスで挟み込むような構造になるとみられています。
その一方で、本体側面をさらに広い範囲でガラスで覆う試作モデルも存在していたものの、ガラスパネルの接着に課題があり、開発が中止されたとガーマン記者は述べています。
リー氏が入手した情報は、この開発初期の試作モデルが破棄されたことを指していた可能性も考えられます。
側面の金属部分は大幅縮小か
現在開発が続いているiPhone発売20周年モデルでは、ディスプレイ側と背面側のガラスが本体側面まで大きく回り込むと噂されています。
その結果、側面に露出する金属製筐体の幅は、現行モデルより大幅に狭くなる可能性があります。
開発が中止された試作モデルでは、さらに広い範囲をガラスで覆うことを目指していたのであれば、側面に露出する金属部分はアンテナバンド程度まで細くする設計だったのかもしれません。
Source: Bloomberg
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