iPhone Ultra向けOLEDの量産開始と報道〜発売時の初期在庫は少ないと噂

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Appleが2026年9月に発表・発売すると噂の折りたたみiPhone(仮称:iPhone Ultra)向けOLEDディスプレイの量産を、全数の製造を受託したとみられるSamsung Displayが開始したと韓国メディアが報じています。

iPhone Ultra量産開始時期は当初の計画よりも遅れていると噂されており、発売時の初期在庫数が少ないのではないかと懸念されています。

折りたたみOLEDディスプレイを年内に約300万枚供給予定

iPhone Ultraの量産開始は、ヒンジに関連する課題が解消できずに遅れていると報じられていましたが、それからおよそ1カ月が経過し、基幹部品である折りたたみOLEDディスプレイの量産開始の情報が入ってきました。

折りたたみOLEDディスプレイの仕様は確定しており、試作や品質試験でも問題がないことは既に確認され、後は量産開始を待つだけであることが数カ月前から報告されていました。

量産を担当するSamsung Displayは、2026年中に約300万枚を納品可能な体制を構築済みとみられており、折りたたみOLEDの供給数は十分に確保される見通しです。

ヒンジに関する課題を解消か?量産開始時期の遅れで初期在庫数不足の懸念

一方、iPhone Ultra自体の量産(本体の組み立て作業)はヒンジに関する課題解消に時間を要しており、一時は量産を前提にした試作開始段階で停滞しているとの指摘もありました。

ヒンジに関する課題の内容については複数の予想がなされていましたが、最新情報によると、リキッドメタル製のヒンジ加工はチタニウム合金など他の金属素材とは異なる難しさがあり、設計上の公差に収まらず、結果的に歩留まり率が悪化しているためとみられていました。

今回、折りたたみOLEDディスプレイの量産が開始されたことは、ヒンジの課題解消および歩留まり率の確保に目処が立ったと考えるのが自然でしょう。課題解消にはおよそ1カ月程度を要した模様で、それが初期在庫数の不足に影響する可能性が高い状況です。

OLED素材はM14で薄型化のためにCoE技術採用と噂

iPhone Ultra向けOLEDディスプレイは、偏光板を不要とするCoE(Color Filter on Encapsulation)技術を採用して薄型化を実現し、OLED素材も最新のM16を採用するのではないかとの観測もあります。

M16はiPhone18Proシリーズ向けOLEDディスプレイに採用される可能性が高く、輝度、色域、長寿命、低消費電力の点で、これまでの素材(iPhone17 Proシリーズで採用しているM14)よりも優れていると報じられています。

一方、CoE技術の採用に関しては概ね肯定的な報道が多いものの、iPhone Ultra向けOLEDディスプレイの素材はM14になるとする意見(予想)が多く、M16が採用される場合はサブディスプレイにとどまる見込みです。

iPhoneUltraの最安モデルでも税込30万円以上か

iPhone Ultraは最安モデルでも税込30万円を超えるとみられており、その価格設定に注目が集まっています。

しかし、ストレート型iPhoneと比較して高額になると予想されたその価格も、ストレート型の最新モデルになるであろうiPhone18 Proシリーズの販売価格がiPhone17 Proシリーズと比べて税込45,000円値上げされる可能性があり、これまで懸念されていたよりも価格差は小さくなるとの見方もあります。

もっとも、これはいずれの新型iPhoneも高額になることを前提とした見方であり、ユーザーにとって歓迎すべき状況ではありません。

Photo: Apple Hub/Facebook

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