iPhone FoldのOLED素材セットは最新の「M14」?実績のある「M13」?

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折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)に搭載されるOLEDディスプレイの素材セットについて、iPhone17シリーズと同じ最新の「M14」になるのか、それとも折りたたみスマートフォン向けとして実績のある「M13」になるのか、サプライチェーン関係者の間で見方が分かれているようです。

iPhone17シリーズでは最新の「M14」を採用

iPhone17シリーズおよびiPhone17 Proシリーズに搭載されるSamsung Display製OLEDディスプレイパネルには、最新のOLED素材セットである「M14」が採用されているとされています。

iPhone Foldにも「M14」が使われるとの見方があった

iPhone Fold向けのOLEDディスプレイは、Samsung Displayが独占製造することが有力視されています。そのため、同モデルにもiPhone17シリーズと同じく「M14」が適用されるとの見方がこれまで有力でした。

OLED素材セットの違いは何に影響するのか

OLEDの素材セットは、ディスプレイの発光効率、消費電力、寿命といった基本性能を左右する重要な要素です。

単なる型番違いではない

そのため、「M13」と「M14」のどちらが採用されるかは、表示品質だけでなく、バッテリー持続時間や長期使用時の安定性にも関わる可能性があります。とくに折りたたみモデルでは、通常のスマートフォン以上に信頼性が重視されるため、素材の選定にも慎重な判断が求められそうです。

Galaxy Zシリーズは次期モデルでも「M13」を維持する見通しか

今回、iPhone Fold向けOLEDディスプレイの素材セットが「M14」ではなく「M13」になる可能性があるとの見方が浮上した背景には、Samsungが今夏に発表すると噂されるGalaxy Z Fold8とGalaxy Z Flip8で、「M13」を継続採用するとみられていることがあります。

折りたたみ向けとしての実績を重視か

Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7では、すでに2年続けて折りたたみスマートフォン向けに「M13」が採用されてきたとされます。そのためSamsungとしては、新素材へ切り替えるよりも、実績のある素材を継続したほうがリスクを抑えやすいと判断している可能性があります。

また、新素材を投入したとしても、それに見合う販売台数や利益が確保できるかは不透明との見方もあるようです。

iPhone Foldは性能重視か、それとも実績重視か

もしこうした判断が背景にあるのであれば、現在販売中の折りたたみスマートフォンを大きく上回る販売台数が期待されているiPhone Foldでは、iPhone向けとして実績のある「M14」が採用される可能性も十分に考えられます。

販売規模の大きさは最新素材採用の追い風にもなり得る

iPhone Foldが大規模な出荷を見込める製品であれば、Samsung Displayとしても最新素材を投入する意義は大きくなります。通常のiPhone向けで培った実績を、そのまま折りたたみモデルへ広げるという考え方も成り立ちます。

一方で、折りたたみ特有の信頼性を優先する可能性もある

その一方で、折りたたみOLEDディスプレイとしての信頼性を最優先するのであれば、iPhone Foldでも「M13」が選ばれる可能性はあります。折りたたみ構造は、通常のストレート型iPhoneよりも部材への負荷が大きいため、実績のある素材を採用する判断は十分にあり得ます。

iPhone Foldの折りたたみディスプレイは独特な構造になるとの噂

iPhone Foldでは、ディスプレイ中央の折り目を目立たなくするため、OLEDディスプレイの表面だけでなく、裏面にも超薄型ガラスを配置するとの噂があります。

新機構を採るなら素材は保守的になる可能性も

こうした独自性の高い構造を採用するのであれば、ディスプレイ全体の設計はかなり挑戦的なものになります。その場合、OLED素材セットまで新しいものにしてしまうより、Samsung Displayが折りたたみ向けとして実績を評価している「M13」を選ぶほうが、全体としては安定した判断だとみなされるかもしれません。

Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X

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