2026年9月に発売されると予想されている折りたたみiPhoneについて、サプライヤーが早くも増産に向けた準備を開始していることが明らかになりました。
初期需要への対応に加え、2027年以降の販売拡大を見据えた動きとみられています。
発売前にもかかわらず、ディスプレイ製造ラインを拡充
折りたたみiPhone向けOLEDディスプレイは、Samsung Displayが独占供給する見通しです。
現時点での製造規模は、7インチ換算で年間約1,500万枚とされていますが、これをさらに拡充するため、生産ラインの増設が検討されていると報じられています。
発売前の段階で製造能力の拡大が検討されるのは、折りたたみiPhoneに対するApple側の販売計画が、当初から比較的大規模であることを示していると考えられます。
折りたたみiPhoneは年内1,000万台出荷見込み
サプライチェーン関連情報によれば、折りたたみiPhoneは発売初年度となる年末までに約1,000万台が製造される見込みです。
折りたたみスマートフォンとしては非常に多い数量であり、Appleがこのカテゴリーを実験的な製品ではなく、本格的な主力モデルの一角として位置付けていることがうかがえます。
2代目モデルを見据えた先行投資
Samsung Displayは、2027年も初代折りたたみiPhone向けOLEDディスプレイの製造を継続しながら、同年9月に発表されるとみられる2代目折りたたみiPhone向けディスプレイの製造も同時に行う必要があるようです。
特に、2027年5月〜9月頃は、
- 初代モデル向け折りたたみディスプレイの継続生産(補修用も)
- 2代目モデル向け折りたたみディスプレイの量産立ち上げ
が重なる時期になると予想されており、現行の製造規模では供給不足に陥る懸念が指摘されています。
今回の製造ライン拡充の動きは、こうした将来的な生産集中を見越した先行投資と考えられます。
折りたたみiPhoneは毎年モデルチェンジが前提か
これらの動きから、少なくとも現時点では、折りたたみiPhoneが毎年モデルチェンジされる計画である可能性が高いと推察されます。
また、2代目モデル向け折りたたみディスプレイでもSamsung Displayによる独占供給が継続する見込みで、LG DisplayやBOEの参入はしばらく先になると考えられます。
折りたたみiPhoneは、既存の折りたたみスマートフォンと比べても大幅に多い販売台数を獲得すると予想されており、Appleの参入をきっかけに、折りたたみモデル市場が本格的な普及期に入る可能性もありそうです。
Photo: Apple Hub/Facebook
